
漫画原作の「サイレントメビウスQD」は人気のサイレントメビウスシリーズですが、最近「打ち切りで連載終了したのでは?」と言われています。
そんな「サイレントメビウスQD」連載終了は本当に打ち切りなのでしょうか? もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?
ということで今回は、「サイレントメビウスQD」の打ち切り理由、なぜ連載を終了したのか解説していきます。
目次
サイレントメビウスQD打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したのか?
「サイレントメビウスQD」はしっかり完結しているので打ち切りではありません。
そんな「サイレントメビウスQD」は「サイレントメビウス」の続編で、「サイレントメビウス」は「月刊コミックコンプ」で1988年5月号から1992年12月号まで、「コミックドラゴン」は1993年4月号から1999年6月号まで連載していました。
それから前史の「メビウスクライン」が「電撃コミックGAO!」で1993年2月号から1994年4月号まで連載していたが角川騒動[要説明]の余波で連載が中断を経てそのまま打ち切りとなります。
続編「サイレントメビウス テイルズ」が「月刊Gファンタジー」で2002年6月号から2003年9月号まで連載し、「サイレントメビウス ネオス」が2005年末より連載が開始される予定だったが、作者の入院や雑誌自体の発刊中止により、執筆されませんでした。
その後、「サイレントメビウスQD」が「月刊ヤングマガジン」で2013年8月から2018年7号まで連載していました。
アニメ化もされ1991年8月17日には劇場版アニメが公開され、翌年1992年7月18日には2作目も公開、テレビアニメは1998年4月7日から同年9月29日まで全26話が放送されました。
打ち切り理由:本当の戦いはこれからだ!END
「サイレントメビウスQD」は典型的な打ち切りの終わり方である、「本当の戦いはこれからだ!END」で完結してしまったようです。
物語の核心に迫る展開が期待されていただけに、ファンの間では「ここからが本番だったのに!」と残念がる声が広がっています。
特に主人公・葛城キョウの過去や敵組織との最終決戦が描かれないまま終わったことに、読者の不満は大きいです。
Xでは「キョウの物語をもっと見たかったです」「続編をぜひ!」と熱い声が飛び交っています。
一方、麻宮騎亜さんは「新たな物語を構想中です」と前向きなコメントを発表しています。打ち切りという結末でも、作品への愛着は冷めやらないようです。
打ち切り理由:単行本の刊行が遅れたから?
「サイレントメビウスQD」は誌面連載終了から単行本化まで遅れていたため、ファンの間では「この遅延が作品の打ち切りに繋がったのではないか」という憶測が飛び交いました。
単行本化は連載終了(2018年6月)から最終巻(2019年10月)まで約1年3か月半遅延し、ファンに「ほったらかし」と感じられたかもしれません。
第3巻から第4巻・第5巻までの2年半の空白が特に顕著で遅延は麻宮騎亜氏の多忙さや編集・出版の優先度低下が原因かもしれません。
打ち切りは読者アンケートや売上影響が考えられるが、遅延が直接的原因とは言い切れないですが、作品評価は賛否両論で商業的成功が限定的だったのかもしれません。
打ち切り理由:角川騒動で打ち切りになった過去
過去に同シリーズが角川騒動の余波で打ち切りになったことがあり、その印象で「サイレントメビウスQD」も打ち切りと思われているかもしれません。
サイレントメビウス、1992年末の「角川お家騒動」の影響で連載打ち切りになってからどうなったのか、完結したかどうもよくわかってない。前日譚「メビウスクライン」が電撃コミックガオで連載されていたのは憶えてるんだけど。
— PLAGAREC (@plagarec) August 17, 2021
そーいやサイレントメビウスが角川のトラブルで打ち切りだったね、全くひでー話(´;ω;`)ウッ…
— 神無京月邸 (@kyougetsutei_ka) September 25, 2017
「サイレントメビウス」は角川騒動により途中から「コミックドラゴン」へ移籍をしたり、スピオンオフ「メビウスクライン」が角川騒動の余波で連載が中断を経てそのまま打ち切りとなりました、
出版社の体制変更やメディア戦略の縮小が影響したとも言われています。
そのため、読者の間では「シリーズ=打ち切られやすい」という印象が根強く残っています。
「QD」もその流れを想起させる展開で終わったため、誤解を招いた可能性があります。
打ち切り理由:アニメが打ち切りEND?
「サイレントメビウス」はアニメ版も打ち切りとなっていた過去があり、その印象で「サイレントメビウスQD」も打ち切りと思われているかもしれません。
打ち切りではないけどサイレントメビウス。
アニメオリジナルの話に尺を割き過ぎて最終決戦まで描かれなかったんで(俺たちの戦いはこれからだEND)。
再アニメ化するのなら、きっちり最終決戦まで描き切ってほしい。
— 葉月 大悟 (@daigo2015) March 20, 2025
アニメ版の「俺たちの戦いはこれからだ」という中途半端な終わり方が、ファンの記憶に強く残りました。
そのため、「サイレントメビウスQD」も似たような形で終わるのではないかと懸念する声が上がっています。
過去の打ち切りイメージが払拭されず、期待と不安が入り混じる状況が続いているようです。
この印象が、QDへの打ち切り疑惑をさらに助長しているのかもしれません。
サイレントメビウスQD あらすじ
20世紀末に一大ブームを巻き起こした麻宮騎亜の伝説的作品、超魔導×電脳バトル巨編『サイレントメビウス』が四半世紀の時を越えて大復活! 前作、人間vs.妖魔の大戦終結から17年後のトウキョウ。
新生した対妖魔用特殊警察=AMP(通称アンプ)所属の美女たちが、謎の巨大テロ事件に挑む。
だがそれは、人間と妖魔を巻き込んだ、大いなる変革の序章でしかなかった──。
サイレントメビウスQD打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したか徹底解説!まとめ・感想
「サイレントメビウスQD」の打ち切りの噂ですが、このシリーズは紆余曲折があったため、打ち切りの印象を強めただけのように見えます。
角川騒動により打ち切りになった作品もあったりと、色々と大変なようですたが、それでも名作として評価され続けているのは、作品自体の完成度の高さゆえでしょう。
たとえ打ち切りのような終わり方であっても、根強いファンが多いのも納得です。
特に「QD」は原点回帰的な意味合いも強く、過去作を知るファンにとっては感慨深いものがありました。
物語の余韻や未回収の要素も含めて、語り継がれるシリーズの一つと言えるでしょう。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。
⇒劇場版「サイレントメビウス」をAmazonプライムビデオで見る
\楽天スーパーSALE 半額・ポイント最大47倍/
ショップ買い回りで最大11倍!6/11まで