ブラックエンジェルズ打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したか徹底解説!

「ブラックエンジェルズ」は平松伸二先生の人気作品ですが、「打ち切りで連載終了したのでは？」と言われています。

 

そんな「ブラックエンジェルズ」は本当に打ち切りなのでしょうか？ もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか？

 

ということで今回は、「ブラックエンジェルズ」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。

 

ブラックエンジェルズ打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したのか?

「ブラックエンジェルズ」は人気作として連載していましたが、最後は打ち切りと言われているようです。

ブラックエンジェルズ、そこそこ人気があったと思うんだけどなんでこんな打ち切りみたいな終わり方になっちゃったんだろ??

— ネジヤマ (@nejinejiyama) February 1, 2025

そんな「ブラックエンジェルズ」は「週刊少年ジャンプ」で1981年から1985年まで連載していました。

コミックス売上の累計は800万と人気作です。

打ち切り理由:ストーリー展開の急激な変化と一貫性の欠如

「ブラック・エンジェルズ」は当初、現代の必殺仕事人のようなダークヒーローものとしてスタートしましたが、物語が進むにつれて方向性が大きく変わる一貫性の欠如が打ち切り説を強める原因となったようです。

ブラックエンジェルズとかいう現代の必殺仕事人を読んでたら、いつの間にかバトル漫画になってた。と思ったら、世紀末救世主伝説になってた。
と、思ったら超能力バトル漫画になって、最後は野獣となり二人は幸せな打ち切りで終了という展開で焦る。
あと時々、仲間が徹底的にジェノサイドされる。

— yanagi@令和最新版 (@hogeMas) November 22, 2016

「いつの間にかバトル漫画になってた。と思ったら、世紀末救世主伝説になってた。と、思ったら超能力バトル漫画になって」との声にあるように、ジャンルが次々と変化したことで読者が困惑したようです。

 

特に「最後は野獣となり二人は幸せな打ち切りで終了」という急な結末は、ストーリーの一貫性を欠き、打ち切り感を強める要因となりました。

 

このような急激な変化は、読者の期待を裏切り、「何を描きたいのか分からない」と感じさせる結果に繋がった可能性があります。

 

例えばダークヒーローものから超能力バトル、そして世紀末的な要素まで詰め込んだ展開が、物語の軸を見失わせ、読者の離脱を招いたのでしょう。

 

こうした一貫性の欠如が、打ち切り説を現実的なものとして読者に感じさせる大きな理由となっています。

打ち切り理由:当時のジャンプ連載環境と競合作品との比較

「ブラック・エンジェルズ」が連載された1981年当時の週刊少年ジャンプは、ヒット作が多く、競争が非常に激しい環境であり、打ち切りまで続けられた環境も影響しているようです。

この作品の頃は特に打ち切りが多い時期でした。それもそのはず長期連載が「こち亀」「キン肉マン」「キャプ翼」「奇面組」「Dr.スランプ」「キャッツアイ」「ブラック・エンジェルズ」「風魔の小次郎」「ひばりくん」と異様に層が分厚く、ここに「コブラ」や本宮ひろ志の短期連載が挟まったのです。 https://t.co/LZyfVXl4jE

— ぷららさん (@plalasan) June 13, 2018

「1980年のジャンプって、新連載不作で短期打ち切りもたくさんあったんだけど。『Dr.スランプ』と『3年奇面組』という超特大満塁ホームランがある」との声にあるように、前年には大ヒット作が誕生していました。

 

さらに「翌81年のほうがキャプテン翼、キャッツアイ、ストップひばりくん、ブラックエンジェルズとヒット作が多い」とあるように、同年には「キャプテン翼」や「キャッツアイ」といった人気作品が並び、競争が激化していました。

 

このような環境下で、「ブラック・エンジェルズ」は独自の過激な路線を貫いたものの、他のヒット作に比べ読者支持を維持するのが難しかった可能性があります。

 

ジャンプの連載枠は人気を維持できない作品が打ち切りになる傾向が強く、年々勢いを増していく競合作品との比較で埋もれてしまったことが打ち切り説を後押ししたのでしょう。

 

当時のジャンプの厳しい連載環境が「ブラック・エンジェルズ」の継続を難しくし、打ち切りという形で終了したと見られる背景となっています。

打ち切り理由:長期連載の難しさと読者人気の低下

「ブラック・エンジェルズ」は1981年から1985年まで連載されましたが、打ち切りになるまで連載する中で読者人気が低下したことが打ち切り説に繋がっています。

 

「最後は野獣となり二人は幸せな打ち切りで終了」との声が示すように、終盤の展開が急ぎ足でまとめられた印象を与え、打ち切り感を強めました。

 

週刊少年ジャンプでは当時は打ち切りになるまで連載し続ける傾向があり、連載が長くなるにつれて読者の支持を維持するのが難しくなり、掲載順位が下がる作品が打ち切りになるケースが多々ありました。

 

「ブラック・エンジェルズ」も初期のダークヒーローとしての魅力が薄れ、超能力バトルや世紀末要素の導入が読者の支持を失う要因となった可能性があります。

 

特にジャンプ読者の嗜好が変化する中で、過激な路線が受け入れられにくくなったことも、長期連載の難しさを物語っているのでしょう。

 

この人気低下が、編集部の打ち切り判断に繋がり、「幸せな打ち切り」という形で終了したと受け止められる理由となっています。

ブラックエンジェルズ あらすじ

雪藤洋士は自転車で日本を旅する10代後半の青年。
真面目で大人しく誠実な人柄で行く先々で、周囲の人々の助けを得ながら生きていた。

ところが行く先々で、何の罪もない人たちが悪党たちに虐げられ、時には殺されてしまう。
雪藤はその無念をはらすために、自転車のスポークを引き抜き悪党どもを暗殺していく。

その後、暗殺者雪藤の誕生秘話から、その師と仲間たち、その背後に渦巻く日本国家に巣食う悪の秘密結社竜牙会との戦いとなっていく。

ブラックエンジェルズ打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したか徹底解説!まとめ･感想

「ブラックエンジェルズ」の打ち切りの噂ですが、人気作ですが最後は打ち切りと言われているようです。

 

これは、当時の週刊少年ジャンプが打ち切りになるまで連載し続ける傾向があったこともあり、人気が落ちたタイミングで唐突に最終回を迎える作品も少なくありませんでした。

 

そんな「ブラックエンジェルズ」ですが、ークヒーロー的な作風や勧善懲悪の物語と、今でも楽しめる名作です。

まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください！きっと面白さを感じてもらえるはずです。

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