ジャンプ打ち切りサバイバルレース(6/4週)!最近の掲載順から見える終了候補を解説!

「週刊少年ジャンプ」は打ち切りサバイバルレースは熾烈なことで有名なため、掲載順位がどうなっているのかどこよりも注目されます。

 

そんな今週の「週刊少年ジャンプ」打ち切りサバイバルレースの中で、掲載順位が下位の打ち切り候補はどれで、なぜ打ち切り候補なのでしょうか？

 

ということで今回は今週の「週刊少年ジャンプ」打ち切りサバイバルレースで掲載順位の下位はどれで、打ち切り候補の理由を解説します。

 

ジャンプ打ち切りサバイバルレース!最近の掲載順から見える終了候補を解説!

作品名	27号	28号	先週	今週
エンバーズ	20	19	17	20
Bの星線	19	18	18	19
キルアオ	14	15	14	18
逃げ上手の若君	4	16	15	17
ひまてん！	13	8	11	16

 

掲載順ワースト1位:エンバーズ

 

 

今週の「エンバーズ」が打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ理由は、ジャンプのアンケートが反映する1～2週前の内容で、主人公・灰谷が怪物的な能力で単独突破する展開が中心となり、チームプレーや戦術の描写が不足していた点にあります。

 

サッカー漫画として期待される連携や戦略が薄れ、試合の熱量が単調になりました。

特に練馬の未来視能力やその破綻が唐突に描かれ、設定の背景や説明が不足していたため、読者に説得力や納得感を与えられませんでした。

エンバーズ
問　どうやって練馬君に勝つんですか？
答　主人公が怪物でした
強敵にチームプレーで勝つって展開は熱くていいんですけど、もうちょっとこうなんかなかったんですかね…#wj29

— 冷やし中華 (@hyashi_china) June 16, 2025

エンバーズ、ほんと描写がわけわからんのよな…未来予知能力、見えなくなったの？見ないようにしてたの？主人公が無双。打ち切り決まってからそうならざるを得なかったとしても、酷い。まつ毛くんマリーシアしなくてもシュートコース作れるくらい技量あるやんけ。リトリート！って指示も笑う。

— きゃっぷ (@leftyinthedream) June 16, 2025

エンバーズ、週またぎでやりたいことがわかった
高い能力・観察眼ゆえに「未来を見透せる」キャラが主人公のイレギュラーな才能によって「未来を見通せなくなる」をやりたかったのね
だったらもっと「見透せる」を強調せえ！相変わらずアイデアと画力に対してストーリーが勿体無いな… https://t.co/JBQP7nZPhB

— アベル (@Abel9301) June 16, 2025

 

選手全員のメンタルが過剰に弱く描かれたことで、豆腐メンタルが物語のリアリティを損ない、少年ジャンプの読者が求める前向きな世界観から外れました。

豆腐メンタルの選手しかおらんクソサッカー漫画エンバーズ
得点をとる（とれる）のは
主人公と相方だけ
仲間に点を取らせるみたいな
戦術も皆無というか描けないんやろな
スポットライトが当たらないどころか
結局メイン数名以外は
チームメイトの顔すらわからない
映ってるやつの名前もわからない

— きゃっぷ (@leftyinthedream) June 16, 2025

チームメイトが主要キャラ以外ほぼモブ化し、顔や名前すら不明だったため、チーム全体の魅力が薄れ、読者の感情移入が難しかったです。

 

また灰谷の目潰し表現が怪談風で異様に映り、サッカー漫画の爽快感やスポーツの明るさを損なう要因となりました。

 

一方で、ディフェンダー主人公の視点は、エース殺しとして練馬と対峙する独自の緊張感を生み、サッカー漫画に新鮮なアプローチを提供しました。

練馬の未来視を持つ天才ストライカーという設定は、キャラの個性を際立たせ、試合に奥行きを加える要素でした。

未来を見透せなくなる展開の試みは、アイデアとして光る瞬間があり、物語に意外性や可能性を感じさせました。

 

しかし、これらのポジティブな点があっても、単調な無双展開や設定の曖昧さがジャンプのアンケート至上主義の中で読者の支持を集められず、今週の掲載順位下落と打ち切り候補の要因となったと考えられます。

掲載順ワースト2位:Bの星線

 

 

今週の「Bの星線」が打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ理由は、ジャンプのアンケートが反映する1～2週前の内容で、主人公・夜創一郎が祭編で目立つ活躍やライバルとの対決を見せず、読者に物足りなさを感じさせた点にあります。

 

ジャンプ読者が求める主人公の「スゲェ！」瞬間が不足し、物語の推進力が弱まりました。

特に黒の組織や眼鏡キャラの突然の導入は、ピアノ漫画の音楽テーマから大きく逸脱し、読者に唐突で混乱を招く展開となりました。

 

後輩キャラや祭編など複数の要素が混在したことで、ストーリーの焦点がブレて物語の流れが散漫な印象を与えました。

 

祭編への移行が遅く、ジャンプらしいスピーディで熱い展開が欠けていたため、読者の興味を維持するのが難しかったです。

 

またピアノバトルや演奏シーンの描写が控えめで、音楽漫画としての核心的な魅力が十分に発揮されず、期待を裏切る結果となったようです。

 

一方で、平凡な出自から努力で這い上がるライバルキャラの設定は、キャラに深みを与え、読者に共感や感動を呼び起こす要素でした。

ヒロインの太ましい個性的なビジュアル、特に趣味趣向が入っているデザインは、特定の読者層の強い支持を集め、作品のインパクトを高めました。

 

台詞のキレや粗野で獰猛な演出は、作品の尖ったテンポ感を際立たせ、序盤の日本語のユニークさが読者を引き込む魅力となりました。

 

しかし、これらのポジティブな点があっても、主人公の活躍不足やストーリーの散漫さがジャンプのアンケート至上主義の中で読者の支持を集められず、今週の掲載順位下落と打ち切り候補の要因となったと考えられます。

掲載順ワースト3位:キルアオ

 

 

今週の「キルアオ」が打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ理由は、ジャンプのアンケートが反映する1～2週前の内容で、一条昴との生徒会バトルが事前の持ち上げに反して地味な決着に終わり、ジャンプらしい派手な盛り上がりに欠けた点にあります。

 

読者が期待した緊張感やアクションが弱く、物語のピークが物足りませんでした。

特に家庭科部を守る決闘が本筋の盃争奪戦から逸れた展開は、ストーリーの焦点を曖昧にし、読者に物語の方向性を見失わせました。

 

またバトル中心の展開が続き、日常コメディの単発回が控えめだったため、作品の持ち味である軽快なギャグや中学生ライフの魅力が薄れ、読者の楽しさが減退しました。

 

一方で、一条昴の「ショートスリーパー」や努力の天才という設定は、説得力のあるキャラ造形として輝き、主人公らしい魅力で読者を引きつけました。

生徒会メンバーの名前を法則クイズで印象付ける手法は、フルネームを覚えやすくし、脇役の個性を効果的に際立たせました。

 

昴の努力が経験の差で敗れる展開は、努力と現実のバランスを描き、物語にテーマ性と深みを加える良い落としどころでした。

 

しかし、これらのポジティブな点があっても、バトルの地味さやストーリーのブレがジャンプのアンケート至上主義の中で読者の支持を集められず、今週の掲載順位下落と打ち切り候補の要因となったと考えられます。

ジャンプ打ち切りサバイバルレース(6/4週)!最近の掲載順から見える終了候補を解説!まとめ･感想

今回はワースト1位「エンバース」で、やはり「週刊少年ジャンプ」でサッカー漫画が打ちのめされました…

 

そしてワースト2位固定の「Bの星線」も怪しく、掲載順が長期間にわたって低迷していることから、打ち切りラインに限りなく近づいていると見られています。

 

果たして今後の展開や巻頭カラーの有無が、掲載順位にどう影響するのか注目です。

特に中堅作品の粘りや、新連載の勢いも無視できません。

次週の動きも引き続きチェックしていきます！

 

 

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