ジャンプ打ち切りサバイバルレース(11/4週)!最近の掲載順から見える終了候補を解説!

「週刊少年ジャンプ」は打ち切りサバイバルレースは熾烈なことで有名なため、掲載順位がどうなっているのかどこよりも注目されます。

 

そんな今週の「週刊少年ジャンプ」打ち切りサバイバルレースの中で、掲載順位が下位の打ち切り候補はどれで、なぜ打ち切り候補なのでしょうか？

 

ということで今回は今週の「週刊少年ジャンプ」打ち切りサバイバルレースで掲載順位の下位はどれで、打ち切り候補の理由を解説します。

 

ジャンプ打ち切りサバイバルレース!最近の掲載順から見える終了候補を解説!

作品名	49号	50号	先週	今週
ハルカゼマウンド	19	20	19	19
灯火のオテル	18	19	20	18
逃げ上手の若君	14	18	17	17
悪祓士のキヨシくん	15	13	15	16
アオのハコ	–	12	16	15

 

掲載順ワースト1位:ハルカゼマウンド

 

 

「ハルカゼマウンド」が打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ理由は、画力は令和レベルでも内容がピッチャー対バッターだけの昭和野球漫画そのままで、ラストイニングやベー革が20年前に描き尽くした領域をなぞるだけで新しいものが何も見当たらなかったことが最大の要因だと考えられます。

 

この焼き直し感が「ジャンプ+」で人気の「サンキューピッチ」「野球・文明・エイリアン」のようなぶっ飛んでいるがしっかり野球をしている同ジャンル作品と比較され、完全に埋もれてしまった可能性があります。

 

敏腕コーチを銘打って登場させたのに「打って三塁に走らせるだけで体の流れが良くなる」という伝わりづらい練習に何週も費やし、エンタメ性の欠片もなかったため、読者の我慢が切れた可能性があります。

 

キャラ同士の関係性が薄く、特に気持ちのぶつかり合いがほとんど描かれないため、スポーツ漫画に感情の激突を求める読者が離脱してしまった可能性があります。

 

また、大会2回戦で最強・周山と当たる組み合わせが早すぎて「作品寿命が短そう」と読者に悟られ、修行篇もカット気味に速攻試合へ移行したテコ入れが裏目に出た可能性があります。

 

一方で、コーチ登場以降は客観的な視点が入り、作中の温度と読者のノリがようやく一致してスッキリ読めるようになったというポジティブな変化も見られました。

 

練習風景自体は地味ながら楽しめるクオリティがあり、女監督のビジュアルも良く、今更ながら最初からいたら違ったかもという声が出るほど魅力的だった点も光ります。

 

しかし、これらの改善点があったとしても、昭和野球の焼き直し感とキャラ関係性の薄さがジャンプのアンケート至上主義で致命傷となり、掲載順位下落と打ち切り候補に直結したと考えられます。

 

王道スポーツを真面目に描こうとする姿勢は伝わるものの、今のジャンプではそれだけでは生き残れないという厳しい現実を突きつけられた形です。

掲載順ワースト2位:灯火のオテル

 

 

「灯火のオテル」が今週打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ理由は、面白いが読んでる母数が圧倒的に少ない状況が続き、奇跡の復活も後から始まった新連載が弱すぎて結果的に生き残っただけで、強い新連載が入ればこうなるのは必然だった可能性がある点にあると考えられます。

 

見づらいバトルシーンが一生改善されない状態で、主人公オテルの渾身の一撃を含む戦闘が視点の散漫さや技名の不明瞭さで分かりにくく、少年ジャンプの読者が求める派手なインパクトや爽快感が不足した可能性があります。

 

新連載の弱さがオテルの復活を支えていただけなので、自力で魅力向上を図れず、連載の基盤が脆弱だった可能性があります。

 

一方で、口コミ見てると高評価だけど掲載順位は下なのはコアなファンでしか支えられていないという状況が、毎週アンケ入れの熱心な層の存在を証明し、作品の潜在的な良さを示すポジティブな要素となったと考えられます。

 

しかし、これらのポジティブな点があったとしても、母数の少なさやバトルシーンの見づらさがジャンプのアンケート至上主義の中で読者の支持を集められなかった可能性があり、掲載順位下落と打ち切り候補の要因となったと考えられます。

 

長く続いたら輝きを発していくタイプだと思っているので毎週アンケ出しているというファンの声が、今週も続き、俺たちの戦いはこれからだエンドしそうな空気の中でも希望を残す余地を示した可能性があります。

 

展開がやたら早いため読む分には面白いという評価が、先が短くなさそうな不安を煽りつつも、テンポの良さを一部で評価されたと考えられます。

掲載順ワースト3位:逃げ上手の若君

 

 

「逃げ上手の若君」が今週打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ理由は、最大の敵との決着がつき、あとはエピローグみたいなものになったため、物語の山場が過ぎてアンケートに入れなくなった可能性がある点にあると考えられます。

 

このエピローグ感が、ジャンプらしい継続的な熱量を欠き、読者の投票意欲を急減させた可能性があります。

 

クライマックス後の今週でバトル要素が薄れ、話題性が低下した結果、他作への関心移行が加速し、掲載順位の低迷を招いた可能性があります。

 

一方で、最大の敵との決着が歴史的なカタルシスを生み、シリーズの集大成として満足感を与えるポジティブな余韻を残したと考えられます。

アニメ化が新規ファンを呼び、漫画売上に好影響を与え、根強い支持層を維持する強みとなった可能性があります。

 

松井優征先生の暗殺教室などの過去作実績が、今週も信頼性を支え、打ち切りリスクを低減させるアクセントとなった可能性があります。

ジャンプ打ち切りサバイバルレース(11/4週)!最近の掲載順から見える終了候補を解説!まとめ･感想

今回はワースト1位「ハルカゼマウンド」と2位「灯火のオテル」と、やはりワーストは固定されていますね…

 

そして「ハルカゼマウンド」は王道過ぎて人気の「独自の変化を入れながら真面目な野球」には敵わない、「灯火のオテル」は熱狂的なファンが居るがコアなファンのみとなっていると思われます。

 

果たして今後の展開や巻頭カラーの有無が、掲載順位にどう影響するのか注目です。

次週の動きも引き続きチェックしていきます！

 

 

 

 

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