「P2」は「週刊少年ジャンプ」で連載していた卓球漫画ですが、「打ち切りで連載終了したのでは?」と言われています。
そんな「P2」は本当に打ち切りなのでしょうか?もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?
ということで今回は、「P2」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。
目次
P2漫画打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したのか?
「P2」は残念ながら打ち切りだったようです。
そんな「P2」は「週刊少年ジャンプ」で2006年43号から2007年52号まで連載され、「赤マルジャンプ」2008Winterに完結編が掲載されました。
打ち切り理由:主人公であるヒロムの存在感と描写が初期段階から不足
「P2」は物語を牽引すべき主人公であるヒロムの描写が連載の初期段階で疎かになってしまったことが、読者の支持を離した大きな要因と言えます。
p2て卓球漫画面白かった打ち切りだけど
主人公ショタじゃなくて普通にイケメン系にしたらよかったんじゃねあの主人公魅力ないし— メロンソーダ (@S_B_K7) September 30, 2022
今期ピンポンという卓球アニメがやってるのを見て昔ジャンプで連載してたP2!という卓球マンガのことを思い出した、あの面白さで打ち切りになるのは未だに納得できない、やっぱ主人公は背が低すぎたのはダメだったのかな
— 葉林 (@aliharin) April 17, 2014
作者自身もヒロムというキャラクターの弱さを認めており、読者が感情移入すべき中心人物の見せ場が十分に用意されなかったことは否めません。
長期連載を勝ち取る作品の多くは開始から一年程度は主人公を軸に物語を徹底して描きますが、本作は早期に実力者同士の因縁へと焦点を移してしまいました。
脇役の試合には多くの話数が割かれた一方で、ヒロムの活躍は限定的であり、印象に残るシーンが極端に少なかったことが「影の薄い主人公」という評価を招きました。
本来であれば成長や覚醒のドラマが期待されていたはずですが、主人公を蔑ろにしたまま周囲の描写を優先したことが、物語の推進力を弱める結果となったのです。
このように主人公としての魅力や活躍を読者に提示しきれなかったことが、少年漫画としての安定した人気を築けなかった根本的な原因であると推測されます。
打ち切り理由:競技としての卓球を描く上での迫力不足と躍動感の欠如
「P2」はスポーツ漫画において最も重要視されるべき試合シーンの迫力や絵の力強さが、掲載誌の他作品に比べて控えめであったことが打ち切りの一因です。
作者の絵柄は非常に綺麗で丁寧である一方、シンプルさが仇となってしまい、スマッシュなどの決定的な場面でのインパクトに欠ける傾向がありました。
卓球特有のスピード感や激しい動きを表現するための躍動感が乏しく、静止画のような印象を与えてしまったことが読者の満足度を下げた可能性があります。
特に緊張感が必要な対局シーンにおいて表情の変化や効果線の使い方が大人しかったため、スポーツ漫画らしい熱量が十分に伝わりきりませんでした。
過去の短編作品では気にならなかった絵のタッチも、激しい動きが求められる卓球という題材には必ずしも合致していなかったと言わざるを得ません。
誌面での見栄えという観点において他の派手な連載陣に埋もれてしまったことが、アンケート結果に悪影響を及ぼしたと考えられます。
打ち切り理由:地味さと週刊少年ジャンプに求められる物との乖離
「P2」作品全体が非常に現実的で地に足のついた構成であり、ただでさえ地味になりがちな卓球漫画だったこともあってジャンプ読者が好む派手さやスカッとする爽快感が不足していました。
前にジャンプで読み切りになってた卓球のやつ連載になってた。卓球は描写が地味になるから難しそうだなーP2でさえ打ち切り食らうぐらいだし
— ゾンソン (@zonson956) November 17, 2014
@ProTecnobreaker P2は絵的に地味目だったことも打ち切りの理由だと思う
やっぱ打ち切りで1番好きなのは武装錬金ですよ
— 朝霧EMT (@asagiri_emt) July 12, 2013
リアルを追求するあまり物語に重みや暗さが増してしまい、少年誌らしい明るく軽快なスポーツ漫画としての魅力が十分に発揮されませんでした。
敵キャラクターのデザインについても可愛らしさが先行してしまい、打倒すべき相手としての脅威や威圧感を感じにくかった点も惜しまれる部分です。
特別な「武器」や他を圧倒するような強烈な個性が作品から感じられず、全体的にこぢんまりとした印象にまとまってしまったことは否定できません。
現実的なスポーツ描写は評価に値するものですが、エンターテインメントとしての派手な演出が少なかったことが幅広い層への普及を妨げる壁となりました。
その真面目すぎる作風が良くも悪くも掲載誌のカラーと完璧には噛み合わず、商業的な勢いを生み出すことができずに打ち切りになったのかもしれません。
打ち切り理由:キャラクターの描き分けの弱さと名前の一致しづらさ
「P2」は登場人物が多岐にわたる中で、顔の描き分けが不十分であったためにキャラと名前が一致しづらいという不満も打ち切りとなった要因なのかもしれません。
特に物語が進むにつれて似たような雰囲気を持つキャラクターが増え、誰がどのような役割を担っているのかを瞬時に判別するのが難しい状況にありました。
通常時の表情は非常に魅力的であったものの、勝負どころでの描き分けや個性の強調が弱く、読者の記憶に深く刻まれるキャラクターが少なかったのは事実です。
キャラクターへの愛着は作品の継続を支える大きな柱となりますが、判別の難しさが読者の没入感を削ぐ要因となってしまったことは非常に残念です。
人気アンケートを左右する推しキャラの不在や、特定のキャラに票が集まらなかった背景には、こうしたビジュアル面の差別化不足が関係しています。
個性豊かな群像劇を目指した試みは素晴らしかったものの、視覚的な情報の整理が追いつかず、読者が物語を追う上でのストレスとなってしまいました。
打ち切り理由:ストーリー展開のリアリティと無理のある設定の矛盾
「P2」は主人公が初心者の一年生であるにもかかわらず、強豪校を相手に勝利を収めてしまうといった展開に論理的な無理が生じていたことも指摘されています。
現実的なスポーツ描写を売りにしていた作品だからこそ、こうした極端なジャイアントキリングには読者が冷めてしまうというジレンマが発生したと思われます。
実力差があるはずの相手に対して、どのようなロジックで対抗し勝利したのかという納得感が薄く、展開の整合性が問われる場面が目立ちました。
物語を盛り上げるための無理な勝利が、それまでの丁寧な積み上げを台無しにしてしまい、ストーリーとしての説得力を欠く結果となっています。
急ピッチで物語を進めようとした焦りが展開の綻びとなり、読者が冷静に作品を評価するきっかけを作ってしまったのは皮肉な結果と言わざるを得ません。
本来であれば時間をかけて描くべき成長の過程を飛び越えてしまったことが、最終的に打ち切りという結末を回避できなかった一因として挙げられます。
P2 あらすじ
超運動音痴の藍川ヒロムは、これを打破する為、中学進学を機に運動部への入部を決意するが、全滅。
そんな時、最後に辿り着いた卓球部で、ヒロムは自らの才能の片鱗を見せ始め!?
P2作者・江尻立真おすすめ漫画
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P2漫画打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したか考察!まとめ・感想
「P2」の打ち切りの噂ですが、残念ながら打ち切りだったようです。
後に評価の高い作品でしたが、当時は「週刊少年ジャンプ」としても地味で迫力不足であり、肝心の主人公ももう少し魅力が欲しいところでした。
しかし、卓球という地味になりがちな題材を扱いながらも、独自の理論やキャラクター同士の繊細な心理描写は秀逸であり、スポーツ漫画としての質は非常に高かったと評価されています。
商業的な数字には恵まれなかったかもしれませんが、西義之先生が描いた情熱的な挑戦の記録は、今なお色褪せることなく卓球漫画の隠れた傑作として語り継がれています。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。
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