
漫画原作の「アリスと太陽」は「週刊少年ジャンプ」で連載していた作品ですが、「打ち切りで連載終了したの?」と言われています。
そんな「アリスと太陽」は本当に打ち切りなのでしょうか? もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?
ということで今回は、「アリスと太陽」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。
目次
アリスと太陽打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したのか?
「アリスと太陽」は残念ながら打ち切りになったようです。
そんな「アリスと太陽」は「週刊少年ジャンプ」2017年26号に読切が掲載された後、2018年31号から同年51号まで連載されました。
打ち切り理由:キャラクターの魅力不足とキャラクターデザインの問題
「アリスと太陽」は主要キャラ二人以外のキャラクターの魅力・深堀りが不足していたことが、打ち切り説の大きな要因の一つです。
アリスと太陽の駆け足的な打ち切りっぷりはソードマスターヤマトに通ずるものがあったな
正直あの漫画じゃSQで拾い上げるのも難しいかなベースの娘みたいなキャラ好きだったんだけどな、ちょこっとしか出番なかったのが不憫でならぬ
— ヨシオ! (@yoshiosan22) November 19, 2018
アリスと太陽、打ち切り内定かと思ってたけど普通に新章始まる感じなんだよなぁ
結構好きなんだけど個人的には主役二人以外のキャラに魅力感じられなかったり主役二人の熱量の描け度合いにムラがあるように感じたり、とかなり期待と不安入り交じってる作品なんよね
音楽テーマって難しいしなぁ— コバルトブルー佐々木 (@CoBaLt_BLuE_SSK) October 4, 2018
主人公の涼木太陽やヒロインの篠原アリスは音楽を通じて成長する姿が描かれましたが、読者に強い印象を与える個性や感情的な深みが欠けていたと感じます。
特に「糸目の先生」や「タトゥーの姉さん」といったキャラクターデザインが「ちょっと微妙すぎた」と受け取られたように、視覚的な魅力がジャンプ読者の期待に届かなかった可能性があります。
また「5人になったのにバンド名『アリスと太陽』のままなのか…。他のメンバーの用無し感がすごい」と感じる読者がいたように、新たに加わったメンバーの存在感が薄く、グループとしての魅力が伝わりにくかった点も問題です。
私としては、キャラクターに個性的なバックストーリーや感情的な葛藤を加え、デザインにもジャンプらしい鮮やかさを取り入れていれば、読者の共感をより引き出せたのではないかと考えます。
このキャラクターの魅力不足が、読者の支持を得られず、打ち切りへの懸念を強める要因となったと分析します。
打ち切り理由:ジャンプ読者層との作風のミスマッチ
「アリスと太陽」は週刊少年ジャンプの読者層と作風が合わなかったことが、打ち切り説に繋がったと考えられます。
ちなみに近年のジャンプ打ち切り漫画で一番好きだったのはアリスと太陽ですね。あれはジャンプじゃなかったらもうちょっと続いたのかなぁって。
— 涼@30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINAL (@Ryo_tndr) November 16, 2020
ジャンプ51号、火ノ丸相撲、なんかドラゴンボールの天下一武道会での悟空のアレ思い出した(^^;
アリスと太陽、ヒロインの耳が云々ての初耳っぽいと思ってたら打ち切りだったのか。続いてたら出していく設定だったのなぁ。まぁジャンプ的にはこうジャンル的に厳しい感じだったし頑張ったと思う。
— たーん (@turnawayturn) November 21, 2018
本作は音楽をテーマにした青春ストーリーとして、テンポよく展開する部分はあったものの、ジャンプの王道的なバトルや冒険漫画とは異なる方向性でした。
ジャンプ読者は、派手なアクションや熱い友情、明確なライバル関係を求める傾向がありますが、本作は比較的地味なキャラクターと音楽というニッチなテーマが中心で、ジャンプらしい盛り上がりに欠けた印象があります。
また読者層の嗜好の変化も影響したかもしれませんが、本作の作風がジャンプの期待に合わなかった点が大きいでしょう。
できればジャンプの読者層に合わせて、音楽バトル的な要素やライバルとの競争を強調する展開を取り入れていれば、もっと支持を集められた可能性があると感じます。
この作風のミスマッチが、打ち切りという形で連載終了に至る背景となったと見ています。
打ち切り理由:ストーリーの方向性と技術不足による読者の離脱
「アリスと太陽」はストーリーの方向性が曖昧で、連載を維持するための技術が不足していたことが、打ち切り説を後押ししました。
まあロックはとっくに音楽の教科書に載ってるわけだからなあ。
そういえば話は変わるけど、アリスと太陽は主人公がボカロ出身なのにストーリーが昭和でも成り立つような保守的な方向性に行っちゃったのが残念だったね。
— T (@FUNDOSHIMASK) February 10, 2019
アリスと太陽の位置はここかぁ…やっぱアクタとびみょーに方向性被ってんの痛い気がするんだよなぁ…時期が悪い。
展開としては個々の力が目に留まって離別させられフラグ…不穏。まぁあんまり深刻にはならなさそうな気もするけど、纏めにかかるなら、ほら、ねぇ。— 弐玉子 (@secondcremo) September 10, 2018
物語のテーマや結末が読者に響かず、読者を引き込むための細かいテクニックが不足していた点も問題でした。
例えば仲間が集まったところで急に「数年後~の完」と唐突に終了した展開は、物語を丁寧に締めくくる準備が整っていなかったことを示しています。
この技術不足と方向性の曖昧さが、読者の離脱を招き、打ち切りへの道を進む要因となったと分析します。
ストーリーの軸を明確にし、読者を惹きつける展開や感情的な山場を意識的に配置していれば、連載を長く続けられた可能性があると考えます。
アリスと太陽 あらすじ
新時代ボーイ・ミーツ・ガール音楽譚開幕!!
音楽が好きで、ひとり部屋で曲を作り続けていた少年・太陽。
音楽が好きで、ひとり歌の道を進もうとしていた少女・アリス。
そんな二人が運命の出会いを経て、物語は動き出す!
目指すは「世界征服」。
アリスと太陽打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したか徹底解説!まとめ・感想
「アリスと太陽」の打ち切りの噂ですが、残念ながら打ち切りでした。
主要キャラは魅力的ですが他のキャラクターに深みが不足しており、読者からの共感を得るのが難しかったようです。
またバンド仲間を探す展開が長引き、ストーリーのテンポが停滞したことも人気低迷の一因とされています。
それでも、太陽とアリスの音楽にかける情熱は多くのファンの心を掴み、熱い支持を受けました。
最終巻に収録された読切版も好評で、作品のポテンシャルを感じさせる完結となりました。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。
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