漫画原作の「忘却バッテリー」はアニメ化もされた人気作品ですが、最近「打ち切りで連載終了したのでは?」という噂が出始めています。
そんな「忘却バッテリー」は本当に打ち切りなのでしょうか? もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?
ということで今回は、「忘却バッテリー」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。
目次
忘却バッテリー打ち切り理由?なぜ連載終了・完結したと言われたの?
「忘却バッテリー」は2018年4月26日から現在も連載中で打ち切りにはなっていません。
それどころか2024年にはアニメ化もされており、さらに人気となっていることから打ち切りになることは無いでしょう。
打ち切り理由:作者の前作品が打ち切りだった
「忘却バッテリー」の作詞・みかわ絵子先生の「ブタイゼミ」が打ち切りになったこともあり、打ち切りの不安視から出たようです。
忘却バッテリーは前作の打ち切りが決まって最終回までに5話分一気に描き上げた作品で、いざ他誌の会議に出すと反応が悪く全没だったものを、中路さんは一つの修正もなくオールOKして下さいました。自分の価値観が崩壊して鬱一歩手前だった当時どれだけ救われたか。本当にありがとうございました!
— みかわ絵子 (@mikawaeco) December 29, 2022
実際に「ブタイゼミ」が打ち切りと作者自身が公言しており、「ブタイゼミ」は2巻で終わりました。
そういった経緯もあり、「面白い忘却バッテリーは打ち切らないよね?」と打ち切りの不安から疑惑が出たのかもしれませんね。
打ち切り理由:ジャンプ作品だから打ち切りを疑われた?
ジャンプ作品はアンケートが悪いと無慈悲に打ち切りになるので、少年ジャンプ+に掲載されている「忘却バッテリー」も同じ運命をたどると思われて打ち切り説が出たようです。
しかし、ジャンプ作品と言っても「週刊少年ジャンプ」と違って「少年ジャンプ+」はある程度の連載は確約されています。
しかも「忘却バッテリー」は「少年ジャンプ+」の中で連載曜日の看板になっているので、打ち切りされずに完結まで描かれることでしょう。
打ち切り理由:ジャンプの野球漫画は短命だから
ジャンプで野球漫画は短命となることが多く、「忘却バッテリー」も野球漫画なので短期間で打ち切りになってしまうのでは?と思われたようです。
ジャンプで野球漫画は「ROOKIE」「ミスターフルスイング」のように大ヒットする可能性もありますが、ほんの一握りでほとんどの野球漫画は短期間で打ち切られていたりとリスキーな題材でした。
- スモーキーB.B.
- バディストライク
- クーロンズ・ボール・パレード
- OVER TIME
- マウンドの稲妻
そのため、アンケートが悪いと無慈悲に打ち切りになるジャンプで打ち切りされまくっている野球漫画を題材にしていることもあり、打ち切りになるかもと不安に思ったのかもしれません。
打ち切り理由:独特なギャグセンスが受け入れられない?
「忘却バッテリー」は純粋な野球漫画と違い、「パイ毛」などのつまらないギャグが光る漫画でもあるので、楽しみづらいので打ち切りと言われたのかもしれません。
忘却バッテリーで検索かけると打ち切りやらつまらないって出てきて、なんでや面白いやんって思ってみてたけど
純粋な野球漫画としては楽しみづらいかも
後上げてから落とす場面多い気もする— ころね (@oceanmirage0510) June 23, 2024
確かに「忘却バッテリー」は最初は「パイ毛」などのつまらないギャグで笑わないですが、話が進むほどシリアスとギャグが織りなす、面白くなる野球漫画です。
忘却バッテリー、パイ毛は本当につまらないので笑いはしないんだけどいずれ君はパイ毛芸で泣くようになる
— ヨグ (@yogu495) June 26, 2024
忘却バッテリー 最終91.7点
要圭、最初はただつまらないギャグやってるように見えるけどその存在が部の空気を変えていく存在になるから見てるうちにどんどん好きになっていく。
藤堂とか千早とかのサブキャラの掘り下げもすごく丁寧で面白い。
アニメーション部分も最高だし大満足。2期希望。— アミⅢ (@AMINOSANCHI) July 2, 2024
そのため、その面白さに至るまでに楽しみづらいので、つまらないと「打ち切らないの?」思ってしまったのかもしれません。
打ち切り理由:検索候補に「打ち切り」と表示されたから
GoogleやYahoo!などで検索をすると検索候補としていくつかのワードが同時に表示されますが、「忘却バッテリー」と検索をすると「打ち切り」と表示されて勘違いしたのかもしれません。
「忘却バッテリー」のジャンプで野球漫画ということもあり、「打ち切りにならない?」と不安に思い「忘却バッテリー 打ち切り」と検索する方が多くいたようです。
その結果「忘却バッテリー」と検索をすると「打ち切り」と表示されてしまい、「打ち切りしたの?」と勘違い。
そして打ち切りなったのでは?と不安に思い「忘却バッテリー 打ち切り」と検索するというループにはまって「打ち切り」と表示され続けたのかと思われます。
忘却バッテリーが打ち切りが無い理由!作品としての評価と魅力!/h2>
ライト層でも見やすい野球漫画
「忘却バッテリー」は野球漫画ですがギャグを織り交ぜながら丁寧に野球のルールも教えてくれるので、野球を詳しくない人でも見やすい漫画で好評です。
主人公の要圭が記憶喪失により野球に関する知識を失っているので、ギャグを織り交ぜながら主人公と一緒に野球を学ぶことが出来ます。
しかも他の純粋な野球漫画と違い、カットできる部分はカットしてテンポも良いので見やすいです。
高校野球の舞台裏も知れる
「忘却バッテリー」はギャグと野球の楽しさだけでなく、高校野球の試合に出場したりスタメンになるための大変さ、勝負で負けた辛さなどものリアルな裏側が見れるのも魅力の一つです。
そこに加えて主人公や周りのメンバーたち個人個人に高校野球の苦悩も描かれているのが辛くもあり、楽しませてくれる漫画となって好評です。
個性的なキャラクターも魅力
「忘却バッテリー」は主人公だけでなく同じチームのメンバーだけでも魅力的なキャラクターで人気を博しています。
【清峰 葉流火】
完全無欠と言われた投手
極度の負けず嫌いで、野球にしか興味がない
シュール担当
【要 圭】
天才捕手でありながら記憶喪失になる
記憶喪失時はお調子者キャラで、つまらないギャグ担当
【山田 太郎】
語り手、野球解説
ツッコミ役
仲間からの人望が厚い
【千早 瞬平】
もう一人の語り手、野球解説
クールな性格
チームの頭脳役
ツッコミ担当
【藤堂 葵】
根がまじめ
千早にからかわれることが多い
ツッコミ担当
姉ちゃんが綺麗
この魅力的なキャラクターに、さらに各々で高校野球の苦悩を抱えていることから、魅力的で面白い漫画として人気となっています。
ギャグとシリアスな展開が癖になる
「忘却バッテリー」は「高校野球の楽しさとシリアスさ」に「つまらないギャグ」が織りなす緊張と緩和が癖となり、読めば読むほど面白い漫画です。
最初はつまらないギャグ「パイ毛」など野球漫画としては微妙かもしれませんが、話が進むほど高校野球の楽しさと舞台裏のシリアスさ、そこにギャグという緊張と緩和で楽しませてくれます。
特に「忘却バッテリー」は試合中のシリアスさから急にギャグで緩和されるので、展開も予想しづらくて「続きは?」と読みたくなる漫画で人気です。
忘却バッテリーのアニメ最終回はどこまで?原作漫画はどこから?
「忘却バッテリー」のアニメは5巻第30話のまで描かれました。
そのため、アニメのその後の物語を見るなら5巻から買えばOKです。
ちなみに「アニメ」は下の表のように進められています。
漫画 | アニメ |
---|---|
1巻 | 1話~3話 |
2巻 | 3話~5話 |
3巻 | 6話~9話 |
4巻 | 9話~11話 |
5巻 | 11話~12話(最終回) |
⇒Amazonプライムビデオでアニメ「忘却バッテリー」を見る
忘却バッテリー打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したか徹底解説!まとめ・感想
「忘却バッテリー」の打ち切りの噂ですが、全く打ち切りではなく現在も連載中でジャンプ+で人気作品となっています。
作品の特徴である独特なギャグ要素が最初は受け入れられないかもしれませんが、ギャグとシリアスの緊張と緩和が癖になり、高校野球漫画としてどんどん読みたくなる漫画です。
みなさんもギャグ要素多めでクセは強いですが、テンポも良くて分かりやすく、面白いので是非、読んでみてください。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。