変態仮面の打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したか考察!

漫画原作の「変態仮面」は映画化もされた人気作品ですが、「打ち切りで連載終了した！」と言われています。

 

そんな「変態仮面」は本当に打ち切りなのでしょうか？もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか？

 

ということで今回は、「変態仮面」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。

 

変態仮面の打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したのか?

「変態仮面」は残念ながら打ち切りだった可能性が高いです。

 

そんな「変態仮面」は「週刊少年ジャンプ」に1992年42号より1993年46号まで連載されました。

 

2013年に「HK 変態仮面」のタイトルで実写映画化され、2016年に第2作「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」が公開されています。

 

⇒実写映画「変態仮面」をAmazonプライムビデオで見る

打ち切り理由:変態すぎてアンケが悪い?

「変態仮面」は人気があるがどうしても変態な題材なだけにアンケートが悪く、表の評判が悪かったことから打ち切りになったようです。

変態仮面は連載期間は凄く短かった
記録(発行部数)には残らなかったけど
記憶に残る作品だったねぇ
天外くんの華麗なる悩みも好きだったが
なんかすぐ打ち切りだった(´･ω･`)

— うっちー?? (@fujisan79) May 2, 2024

変態仮面はPTAなどからの猛抗議で連載が早期打ち切りになった作品なんですが、PTAの方々は家長制云々に縛られた可哀想な人達というレッテルで処理されるんですかね。

保護者視点から、供に見せたくない作品として扱われた事と向き合えない以上は、ハプニングエロ叩きは単に好みの問題ですね。

— ワールドワイドウェブ (@worldwideweb01) July 7, 2017

「主人公が女性のパンツを顔に被る」という強烈すぎる設定は、当時の読者層の中でも“好きな人は熱烈に好きだが、そうでない多数派には支持されにくい”という構図を生み、結果としてアンケート順位が安定しない要因になっていたと考えられます。

 

さらに、作品の内容がPTAをはじめとした保護者層から何度も問題視され、雑誌側としても外部からの圧力に対応する必要があったため、編集部としては継続させにくい環境が続いていたのだと思われます。

 

一方で、作風のインパクトやギャグセンスは高く評価されており、実際に熱心なファンは多かったものの、その熱量がアンケートや売上といった“数字”に結びつきづらいという、週刊連載特有の厳しさも影響していたのでしょう。

 

こうした内外の事情が重なった結果、作品としての独自性は強かったにもかかわらず、商業的な観点から早期打ち切りという判断に至った可能性が非常に高いといえます。

打ち切り理由:納得のいかない打ち切りEND

「変態仮面」はなんの前触れもなく〇年後に飛ぶ典型的な「打ち切りEND」だけでなく、負けヒロインと結ばれたことも読者に納得のいかない終わり方として打ち切り感を強めました。

変態仮面（原作）はその内容の強烈さより「いきなり数年後、主人公が何の伏線もなくヒロインじゃないお邪魔キャラと結婚」という最終回の展開の方が印象に残っている。俺の中じゃ奇面組の夢オチに並ぶ最終回だよ。打ち切りにしてもあれはないやろ。一体何だったんだほんま。

— otagame (@otagame) September 12, 2024

変態仮面、最終回なんの前触れもなく〇年後とかに飛ぶし、押しの強かった中華娘と結婚してたりして打ち切り臭いがものすごかったんだけど、終わった後に「実はあれは名作だった」と歴史改竄が行われたイメージ。

— くまにー (@902) January 9, 2021

こそっ。本当に変態仮面にしなくてよかった。純愛なんですけどね??原作は打ち切りで押せ押せ女にとられちゃうからな??
白目の伊黒さん好き、から発生したおふざけ。酔っ払いですがまた描き描きします。あと10分だけタグみてから。
あー涙で浄化されると別のエンジンかかる。明日ジャンプショップどしよ

— e33 【? ?･? ??? ?･? ?】 (@e33196) September 14, 2020

原作の変態仮面、途中で打ち切りになったので「押しの強い春夏がグイグイくる→正ヒロインの姫野愛子の巻き返し」という図の前半しか実現できなかった為、話の流れ的に春夏と結婚することになった、と思ってる。でないとあの子存在が空気すぎる。打ち切られた時点で姫野エピなんもなかったもんなぁ。

— くまにー (@902) September 10, 2019

普通の流れだった押せ押せのお色気担当は負けヒロインとして処理されるはずだったにもかかわらず、打ち切りによって物語の積み重ねが途中で途切れた結果、強引に“勝ちヒロイン”へと据えられてしまい、多くの読者が感情移入の流れを断ち切られてしまいました。

 

さらに、本来であれば正ヒロインが巻き返しを見せる重要なエピソードが描かれる前に連載が終了してしまったため、読者にとっては「物語のクライマックスすら迎えていないのに終わった」という未完感が非常に強く残ったのも大きな要因です。

 

そのせいで、キャラ同士の関係性の整理や恋愛の決着が十分に描写されず、物語全体のテーマやドラマ性が回収されないまま幕が下りてしまい、評価が二分される最終回になってしまいました。

 

こうした展開の急さと結末の唐突さが相まって、「打ち切りでなければあり得ない」という印象を読者に強く刻み込み、後年まで語られるほどの「打ち切りEND」として記憶され続けているのです。

打ち切り理由:マンネリ化の懸念

「変態仮面」は初期のインパクトが強い「出落ち」感が強いため、このまま連載していたとしてもマンネリ化によりいずれ打ち切りになったとも言われています。

変態仮面の原作、どんな方向の路線変更をしてもマンネリ化して打ち切りになっていたのだろうけど、ラブコメ路線に行かず、他の人気ジャンプ漫画と同様にバトル物になっていたらどうなっていたか見てみたかった気もする。

— 刀削棊子麺 (@HimokawaSenYai) January 2, 2022

変態仮面って打ち切りやつたんかぁ。おもろかったのに。。けど、映画になったんは、時を経ておもろさが。。ってからかなぁ。ちょうど、あの連載数で絶好調の時に打ち切りってのが逆に良かったのか？？あのまま続いていたら、マンネリ化して今の映画化に繋がらなかったのか？？

— はるさめ??????????????????????????????????? (@harusame102) August 17, 2022

確かに「変態」という強烈なギミックに依存した構造は、読者に与える衝撃こそ大きいものの、長期連載になるほど新鮮味を保つのが難しく、どこかでネタ切れや路線の迷走に直面していた可能性は高かったと言えます。

 

特に当時のジャンプは激しい人気競争の中で常に新しい刺激が求められていたため、同じようなパターンのギャグや展開が続けば順位が急落し、そのまま自然に打ち切りコースへ入ってしまう未来も十分に想像できます。

 

実際、読者の間でも「初期の驚きがピークで、後半はどう変化させても限界があった」という意見があり、もし連載が続いていたとしても人気維持に苦労したのではないかという見方が強まっています。

 

その意味では、短い期間で強烈な印象を残したまま終わったことが、結果的に作品の“伝説性”を守り、後年の映画化や再評価につながる好循環を生んだとも考えられるのです。

変態仮面 あらすじ

人か、阿修羅か、竜神か?

正義の心は父の薫陶。危ない趣味は母の教え。
人心乱れし、この混迷の世に、時を超えて甦る陶酔の美学。
肉体の悪魔!

その勇姿に人々は喝采し、その技に悪人は戦慄す。
いざ、諸人こぞりて、声高らかに唱和せん!　「それは私のおいなりさんだ!!」

変態仮面に似たおすすめ漫画

【ゴールデンカムイ】

 

【淫獄団地】

 

【ド級編隊エグゼロス】

 

変態仮面の打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したか考察!まとめ･感想

「変態仮面」の打ち切りの噂ですが、残念ながら打ち切りになったようです。

 

しかし、短期連載で終わったことで作品の“インパクトの鮮度”が保たれ、むしろ伝説的な存在として語り継がれる結果になったとも言えます。

また、当時のジャンプ特有のアンケート至上主義や世間からの倫理的な目線の厳しさも重なり、どれだけコアな人気があっても継続は難しかったという背景もあります。

 

そのため、打ち切りという形ながら作者の独特なセンスが凝縮された密度の高い作品となり、後年の実写映画化などにつながる“再評価の土壌”を作ることにもなりました。

 

まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください！きっと面白さを感じてもらえるはずです。

⇒実写映画「変態仮面」をAmazonプライムビデオで見る

 

 

👇️おすすめ電子書籍サービス👇️