火ノ丸相撲の打ち切り理由?なぜアニメひどいか解説!

漫画原作の「火ノ丸相撲」はアニメ化もされた人気作品ですが、「打ち切りで連載終了したのでは？」と言われています。

 

そんな「火ノ丸相撲」連載終了は本当に打ち切りなのでしょうか？ もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか？

 

ということで今回は、「火ノ丸相撲」の打ち切り理由、なぜ連載を終了したのか解説していきます。

 

火ノ丸相撲打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したのか?

「火ノ丸相撲」は「週刊少年ジャンプ」でしっかり完結しているので打ち切りではありません。

 

そんな「火ノ丸相撲」は2014年26号から2019年34号まで連載された作品です。

アニメ化もされており、2018年10月から2019年3月まで放送されました。

打ち切り理由:横綱の夢が未達成

「火ノ丸相撲」は主人公の火ノ丸が夢である横綱になるまで描かれなかったため、打ち切りと思われたのかもしれません。

火ノ丸相撲
ああ……本当にこれで完結なのか……。最強の敵と最高の勝負を繰り広げで勝利し優勝、刃皇の引退も撤回、みんなからの祝福を受け幸せの中で終わり。最高に綺麗な終わり方。だけど打ち切りエンド臭くなったとしても、やっぱり横綱になった火ノ丸を一目見たかった。それだけが心残り。

— わゆ (@YYNF500V) July 23, 2019

「火ノ丸相撲」は主人公の火ノ丸が横綱を倒して優勝し、横綱になる可能性を残して最終回を迎えました。

 

区切りとしては良いところで終わりましたが、やはり大相撲編まで描くなら火ノ丸が横綱になるまで見届けたかったという声も多くあります。

 

特に物語のテーマとして「小さな体でも横綱を目指す」という目標があったため、その達成が描かれなかったことで物足りなさを感じた読者もいました。

 

しかし優勝という形で一つの区切りをつけたことで、ストーリーとしては綺麗にまとまっていたとも言えます。

打ち切り理由:打ち切りみたいな最終回

「火ノ丸相撲」の最終回のコマが打ち切りみたいなダイジェストで、その後の様子が描かれて終わったため、打ち切りと思われたのかもしれません。

今週の火ノ丸相撲のラストが打ち切り漫画の最後のコマすぎる

— 海月 (@kuragesanndayo) July 13, 2019

火ノ丸相撲、打ち切り漫画みたいな最終回だったよな

— ??????しゅがー????? (@Sugar_fool) July 22, 2019

「火ノ丸相撲」は刃皇も引退声明を撤回して新しい時代が始まる、新たな物語が展開できるのに、最後のコマで急に未来の様子がダイジェスト的に描かれ、駆け足で締めくくられた印象を受けた読者も多かったようです。

 

本来ならば、火ノ丸のその後や横綱としての姿がじっくり描かれる可能性もあったかもしれません。

しかし誌面の都合などもあり、物語としては一区切りつける形で終幕を迎えました。

 

そのため、打ち切りのように感じた人もいたものの、物語としてはしっかりとした結末を迎えたとも言えます。

打ち切り理由:後日談が描かれたから

「火ノ丸相撲」は「少年ジャンプ＋」で後日談が掲載されたが、後日談が描かれたということは本編で満足に描かれなかった、打ち切りという印象を強めたのかもしれません。

 

「火ノ丸相撲」は完結後、2019年10月4日に「火ノ丸相撲 後日譚」が期間限定で掲載され、ファンにとっては嬉しい、その後の物語を見ることが出来ました。

 

しかし、後日談が描かれたということは、本編で描き切れなかった部分があるとも受け取られ、本編の終わり方に不満を持つ読者にとっては「やはり打ち切りだったのでは？」という印象を強める要因となりました。

 

後日談で描かれたレイナとの結婚式や、横綱に至るまで「本編でここまでしっかり描いてほしかった」という思いが強くなったことでしょう。

打ち切り理由:アニメがひどいから

「火ノ丸相撲」はアニメ化がされたが、アニメの出来がひどいと酷評されており、これも作品自体の評価を下げる形として打ち切りと思われたのかもしれません。

アニメ火ノ丸相撲の改変がどのくらいひどいかをるろうに剣心で例えると、恵編（蒼紫編）が丸々カットされて、佐之助の加入が斎藤一より後で、オリキャラで燕の妹分が出てくるっていうくらいひどい。

— かのやその (@nsos) October 13, 2018

ほんと、言葉にならないほどひどいわアニメ火ノ丸相撲……

— かのやその (@nsos) October 13, 2018

火ノ丸相撲のアニメ改変！
ひどい！！

— おおの (@daigaku181007) October 13, 2018

アニメは尺が足りずに改変しているのですが、それが評価を下げる一番の要因となっており、原作のファンからは特に不満の声が多く上がりました。

 

物語の展開が大幅にカットされ、キャラクターの成長や重要なエピソードが省略されたことで、原作の魅力が十分に伝わらなかったと感じた人も多かったようです。

 

その結果、アニメが原作の人気を後押しするどころか逆に評価を下げてしまい、作品全体の勢いを削いでしまった可能性があります。

こうした影響もあり、漫画の終盤が駆け足でまとめられたことが「打ち切り」と感じられた一因かもしれません。

打ち切り理由:次作「アスミカケル」が打ち切りになったから

「火ノ丸相撲」の作者の次作「アスミカケル」が打ち切りになったのも、世界線が一緒だったので打ち切りの印象を強めたのかもしれません。

アスミカケル結局火ノ丸相撲の続編みたいなもんだったけど打ち切りで中途半端に終わったから大相撲の綱取り合戦を誰が制したのか分からなかったのは残念。

正直途中から二兎のMMAとかどうでも良かったし、ダラダラ不良だのモブキャラだのと戦う位ならの火ノ丸相撲の後日談を作中で見たかったわ。

— もとの (@motonononkoki) October 30, 2024

「アスミカケル」は「火ノ丸相撲」と世界線が一緒で、数年後が経った「火ノ丸相撲」の続編とも言える作品でした。

 

そのため「アスミカケル」が続いていれば、「火ノ丸相撲」では明かされなかった火ノ丸の横綱昇進の過程や、大相撲での活躍が描かれる可能性がありました。

 

しかし「アスミカケル」が早期に打ち切られたことで、その後の展開が語られず、火ノ丸の物語が中途半端に終わったような印象を与えてしまいました。

このことが「火ノ丸相撲」自体も打ち切りのように見えた一因かもしれません。

火ノ丸相撲打ち切り理由の原因「アニメひどい疑惑」を解説

五條の入部が遅い

「火ノ丸相撲」の原作では五條佑真は3人目の入部部員ですが、アニメでは5人目の入部部員と遅く入部したことで物語の深みが無くなったようです。

 

原作では五條佑真は3人目として入部し、三人で団体戦の大会に出たりすることで、火ノ丸だけでなく、小関信也と五条佑真の成長していく姿も描かれていきました。

 

さらに五條佑真が3人目に入部することにより、ヒロインで後に火ノ丸と恋仲になる妹の五條礼奈との関係性も自然に深まっていき、物語の流れにも大きく関わる重要な要素となっていました。

 

しかしアニメでは五條の入部が遅れたことで、小関と良好となっていく関係や、彼の成長過程が省略され、団体戦の描写も薄くなってしまいました。

 

その結果、火ノ丸と仲間たちの絆が深まっていく過程が駆け足になり、原作ファンからは「五條の入部が遅れたことでチームの成長が十分に描かれなかった」と不満の声が上がっていました。

作画に原作の迫力が無い

「火ノ丸相撲」は相撲の苛烈さが伝わる描写も魅力的でしたが、アニメでは十分に相撲の迫力が伝わらず、作画がひどいと言われたようです。

火ノ丸相撲アニメ、まだ折り返してないのに作画ひどいの全く収まる気配ないしこれそのうち万策尽きるんじゃ。

— 弍式 (@G_scizor) November 9, 2018

アニメ火ノ丸相撲 19話。五條vsバトって原作の高校生編でも1、2を争うくらい好きな試合なのに、「破城追掌」の画があまりにも迫力がなくてがっかりした。声の演技は悪くないだけに尚更。結局「原作の魅力を何割か減らした面白さ」にしかなってないよなぁ。今回に限らず。

— LOAG (@LOAG30) February 23, 2019

「火ノ丸相撲」は各選手の技名が出て迫力ある演出が魅力の一つでしたが、アニメではその迫力が十分に表現されなかったようです。

 

特に試合の激しさや体のぶつかり合う重量感が伝わりにくく、ファンからは「原作の熱さが再現されていない」との声が上がりました。

 

さらに、作画のクオリティも安定せず、試合シーンでの動きが単調に見えてしまったことで、原作の持つダイナミックな表現力との差が際立ってしまいました。

 

そのため「相撲の試合に期待していたが、迫力不足で物足りない」と感じた視聴者が多かったようです。

尺足らずでダイジェスト

「火ノ丸相撲」は24話で高校相撲編を全て描くためか、ダイジェストになって丁寧に描かれなかったのもひどいと言われた要因のようです。

火ノ丸相撲24話、良いアニメ化だったなー。ダイジェスト気味だけどテンポよく進んでこれはこれで面白かったな♪

— たーん (@turnawayturn) April 3, 2019

実はアニメ版の火ノ丸相撲も好きなんですが、なんでダイジェストアニメ化なのかだけが最大の不満。

完全版でアニメ化して欲しかった。

ハコヅメの2期とか無いのかな？
アニメでもドラマでも。

— 元精肉鮮魚店 (@knWNELD9qiZFmJt) November 1, 2022

尺の制約により、多くのエピソードがダイジェスト気味になり、原作の魅力が十分に伝わらなかったことも批判の要因となったようです。

 

特に、試合の流れやキャラクターの成長をじっくり描く余裕がなく、重要なシーンが駆け足で進んでしまったため、視聴者の間では「もっと丁寧に描いてほしかった」「原作の熱さが薄れてしまった」といった不満の声が上がりました。

 

またキャラクター同士の関係性や心理描写も省略されることが多く、原作ファンにとっては物足りない仕上がりになってしまったようです。

火ノ丸相撲のアニメ最終回はどこまで?原作漫画はどこから?

「火ノ丸相撲」のアニメは18巻の高校相撲編まで描かれました。

そのため、アニメのその後の物語を見るなら大相撲編の19巻から買えばOKです。

 

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火ノ丸相撲の打ち切り理由?なぜアニメひどいか解説!まとめ･感想

「火ノ丸相撲」の打ち切りの噂ですが、全く打ち切りではなくしっかり物語は描かれて完結しました。

 

ただ火ノ丸が横綱になるまで描かれなかったり、最後のコマがダイジェストになったり、アニメがひどいと言われたのが打ち切りという印象を強めたのかもしれません。

 

しかし原作漫画は最初から最後までジャンプらしい熱さを感じるスポーツ漫画であり、最後まで読み進めたくなります。

まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください！きっと面白さを感じてもらえるはずです。

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