一ノ瀬家の大罪の打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したか徹底解説!

「一ノ瀬家の大罪」は話題作「タコピーの原罪」で有名な作者の次作ですが、「打ち切りで連載終了したのでは?」という噂が出ています。

 

そんな「一ノ瀬家の大罪」は本当に打ち切りなのでしょうか? もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?

 

ということで今回は、「一ノ瀬家の大罪」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。

一ノ瀬家の大罪打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したのか?

「一ノ瀬家の大罪」は2023年49号の週刊少年ジャンプ31号で連載終了し、6巻で完結しているので打ち切りは否めません。

 

ただ2023年10月時点で累計部数が45万部を突破しており、2023年1月19日よりYouTubeのジャンプチャンネルにて本作のボイスコミックを公開とメディアミックスも期待されていました。

打ち切り理由:週刊少年ジャンプのアンケートが悪かった?

「一ノ瀬家の大罪」は売上はそこまで悪くなかったので、アンケートが悪くて打ち切られたのではと言われています。

「一ノ瀬家の大罪」は読者アンケートの結果が悪く常にワースト3に入っており、いつも週刊少年ジャンプでは後ろに掲載されていました。
※週刊少年ジャンプでは基本的にアンケートが良かった順番で掲載されています。

 

そんな「週刊少年ジャンプ」はこのアンケート至上主義で、悪ければすぐに打ち切りになることで有名です。

 

そのため、「一ノ瀬家の大罪」も累計部数が45万部を突破したとしても、アンケートが悪かったので打ち切りなったと言われています。

打ち切り理由:内容が週刊少年ジャンプに合わない?

「一ノ瀬家の大罪」は「過去」「現在」「夢の中」の3つの視点でループする物語ですが、複雑な設定で少年誌には合わずに離脱者が増えてしまったのも原因でした。

また、どうすれば「一ノ瀬家の大罪」の家族達が解決するのかゴールも分からいですし、少年誌のような明確にゴールがあってそこに向かう分かりやすさがなかったと思います。

 

さらに題材が家族不和など暗い展開が多いので、これも少年誌にはキツイものがあります。

 

このように、作者が以前に書いた話題作「タコピーの原罪」のようにWEBだったら読者層的に良かったかもしれないが、なかなか少年誌の「週刊少年ジャンプ」には合わなかったようです。

打ち切り理由:過去作「タコピーの原罪」と比較されて

「一ノ瀬家の大罪」の作者・タイザン5先生の前作「タコピーの原罪」と比較されて、どうしても劣っていると感じるファンも多く、厳しい評で打ち切りの噂が出たようです。

「タコピーの原罪」は短期間で衝撃的かつ完成度の高いストーリーを展開し、多くの読者に強い印象を残しました。

 

一方で「一ノ瀬家の大罪」は長期連載を意識した構成で物語が進んでおり、テンポや内容に対して「タコピーの原罪」と同じインパクトを期待する読者も多かったため、比較されて物足りなさを感じる声も聞かれます。

 

特に「タコピーの原罪」はキャラクターの感情描写やシリアスなテーマが強く印象に残る作品であったため、「一ノ瀬家の大罪」のミステリアスなストーリー展開が比較され、「前作ほどの衝撃や深みがない」と感じる意見が生まれる原因となっているのかもしれません。

 

このように作者の代表作である前作との比較は、新作にとってハードルが高くなりがちで作品評価に影響を与える要因の一つといえるでしょう。

一ノ瀬家の大罪打ち切り理由の原因「週刊少年ジャンプに合わない疑惑」を解説

家族不和など暗い展開が多い

「一ノ瀬家の大罪」は家族不和など暗い展開が多く、少年誌には合わずに離脱者が増えたと思われます。

前作の話題作となった「タコピーの原罪」は「ジャンプ+」で読者層が大人でした。

 

しかし家族の秘密や人間関係の闇に焦点を当てた「一ノ瀬家の大罪」は、ジャンプ読者には重すぎる内容と感じられた可能性があります。

謎を引っ張り過ぎ?

「一ノ瀬家の大罪」ではループものでどんどん謎を呼んでいましたが、この謎を引っ張り続ける形が読者がスッキリとした解決や展開を期待してもそれが得られず、離脱する要因となったのかもしれません。

 

「週刊少年ジャンプ」なので長期連載を見越して引き延ばしの展開が求められる一方で、読者の関心を持続させるためには適度な伏線回収や達成感のあるエピソードが必要です。

 

しかし「一ノ瀬家の大罪」では、謎を膨らませることに重点を置きすぎた結果、読者が満足感を得られるタイミングを逃してしまった可能性があります。

 

特にジャンプ読者層はテンポの良い展開や明快なキャラクターの成長を期待する傾向が強いため、そうした要素の欠如が作品の評価や人気に影響を与えたのではないでしょうか。

 

また物語の核心に迫る要素が曖昧なまま進行すると、読者にとっては次の展開への興味が薄れやすく、結果として購読をやめてしまう要因ともなります。

 

対して前作の話題作となった「タコピーの原罪」はコミックスが上下巻として発売することを明記しており、明確なゴールが設定されてたので分かりやすく、読者に強い印象を与えるストーリー展開やテンポの良さが実現しやすく、最終的な満足感も高まったのでした。

一ノ瀬家の大罪打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したか徹底解説!まとめ・感想

「一ノ瀬家の大罪」の打ち切りの噂ですが、残念ながら打ち切りになってしまったようです。

 

やはり作者の前作である「タコピーの原罪」が良すぎたせいや、「週刊少年ジャンプ」では読者層が合わなかったりと弊害が出てしまったようです。

 

しかし売上は良かったと「週刊少年ジャンプ」に合わなかっただけで、面白いサスペンスドラマとして一気に読むのにおすすめの漫画です。

まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。

原作漫画「一ノ瀬家の大罪」を見る