ジャンプ打ち切りサバイバルレース(12/1週)!最近の掲載順から見える終了候補を解説!

「週刊少年ジャンプ」は打ち切りサバイバルレースは熾烈なことで有名なため、掲載順位がどうなっているのかどこよりも注目されます。

 

そんな今週の「週刊少年ジャンプ」打ち切りサバイバルレースの中で、掲載順位が下位の打ち切り候補はどれで、なぜ打ち切り候補なのでしょうか？

 

ということで今回は今週の「週刊少年ジャンプ」打ち切りサバイバルレースで掲載順位の下位はどれで、打ち切り候補の理由を解説します。

 

ジャンプ打ち切りサバイバルレース!最近の掲載順から見える終了候補を解説!

作品名	50号	51号	先週	今週
灯火のオテル	19	20	18	20
ハルカゼマウンド	20	19	19	19
悪祓士のキヨシくん	13	15	16	18
アオのハコ	12	16	15	17
ひまてん！	14	11	14	16

 

掲載順ワースト1位:灯火のオテル

 

 

「灯火のオテル」が今週打ち切り候補で掲載順位が下位に沈んだ最大の理由は、フィルギャの元カレエピソードもオテルの過去回想も予想以上に薄く浅く描かれ、読者が「これで終わり？」と感じるほど感情の厚みが欠けてしまった点にあると考えられます。

 

この浅さが、せっかくの半神化モードを「使いこなせるようになりました」で済ませたことと重なり、そもそもこのモードがピンと来ていなかった読者にとって「進んだ感」が全く得られず、物語の推進力を完全に失ってしまった可能性があります。

 

作者の癖であるデカ女描写は相変わらずネットでだけ大盛り上がりを見せるものの、本編の流れとは完全に切り離された存在になってしまい、物語全体が置いてけぼりにされた印象を強めてしまった可能性があります。

 

過去作レッドフードが鬼ごっこを長引かせすぎて「ポスト鬼滅」の期待を裏切ったトラウマが今週の停滞展開と重なり、読者の信頼が一気に崩れてしまった可能性があります。

 

一方で、画力・キャラデザイン・設定のクオリティは今週も高水準を維持しており、ランキング上位を争える素質は十分にあるという評価は揺るがなかったと考えられます。

 

デカ女描写の破壊力は相変わらずで、性癖に刺さる読者層には確実に届いており、ネットの一部では大きな話題を呼んだポジティブな面も見られました。

 

毎週アンケートを入れ続けるコア層の熱量も健在で、単行本売上も底堅く推移しているため、打ち切り後も一定の支持は残るだろうという見方が広がっています。

 

しかし、これらの強みがあっても、回想の浅さと進展感のなさがジャンプのアンケート至上主義の中で致命傷となり、今週の掲載順位急落と打ち切り候補筆頭に直結したと考えられます。

 

「絵とキャラは良いのに話が刺さらない」という作者最大の課題が、今週もっとも露骨に出てしまった一話だったと言えるでしょう。

掲載順ワースト2位:ハルカゼマウンド

 

 

「ハルカゼマウンド」が今週もドベ候補から抜け出せない最大の原因は、1回戦がダイジェストすら描かれず「余裕で勝ちました」で終わってしまい、明らかに巻きモードに入ったことが読者にバレバレになってしまった点です。

 

公式戦で合理キャラが逆走するというギャグをやったものの、それだけでページを使ってしまい、読後に残る情報があまりにも少なく、つらい印象だけが残りました。

 

色々なキャラを出したりイベントをやったはずなのに、読了後に頭に残るのがたった2行しかないスカスカ感が、相性の問題を超えて致命的になっています。

 

同時代にジャンプラで人気「サンキューピッチ」などがいるせいで、正道で広く受けるはずの「ハルカゼマウンド」が完全に食われ、相対的に薄味が際立ってしまいました。

 

一方で、初期は「めっちゃ良かったから投票しまくってた」という読者が多数いた事実があり、王道の正攻法として広く受ける素質は十分にあったと言えます。

 

パンチ力不足や「あと一押し足りない」という弱点は作者も読者も共通認識できており、まだ化ける可能性を残しています。

 

しかし、今週の「1試合1話で完結」「強そうな奴急登場」「情報量スカスカ」という巻き演出があまりにも露骨で、ジャンプのアンケート至上主義の中では完全に脱出不可能な状況に陥ってしまいました。

 

他の新連載が落ちたことで、ところてん方式でドベが回ってきた今週は、もう諦めムードが漂ってしまった一話だったと言えるでしょう。

掲載順ワースト3位:悪祓士のキヨシくん

 

 

「悪祓士のキヨシくん」が今週も掲載順位を下げてしまった最大の原因は、見所をあえて分散させたせいで、悪魔おじさん登場・新キャラの動き・日常ネタ・次回への伏線と同時に色々動かした結果、読者の視線が散らかりすぎて全部薄めてしまい、結果として印象がぼやけてしまいました。

 

悪魔おじさんを久々にメインに据えたことで「連載開始当初はこういう漫画だったな」と原点回帰の雰囲気を出したものの、大魔王アスタロト編という過去最高潮の盛り上がりと比べると、どうしても相対的に見劣りしてしまい、読者の熱量が一気に下がってしまった印象です。

 

展開ペースも詰め込みすぎて「もう少し落としてもいいのでは」と感じさせるほど速く、読者が追いきれずに疲れてしまった可能性があります。

 

一方で、見所を分散させている分、個々のネタ自体は楽しく読め、悪魔おじさんの濃いキャラも相変わらず魅力的で、原点回帰の安心感を与えるポジティブな面もありました。

脇役たちの存在感も健在で、単発ネタとしても十分笑えるクオリティは保っています。

 

しかし、大魔王編後の大幅な盛り下がりと視線の散漫さがジャンプのアンケート至上主義の中で致命傷となり、今週の掲載順位低下の要因となってしまいました。

ジャンプ打ち切りサバイバルレース(12/1週)!最近の掲載順から見える終了候補を解説!まとめ･感想

今回はワースト1位「灯火のオテル」と2位「ハルカゼマウンド」とやっぱり固定されていますね…

 

このままだと本当に打ち切りになりそうですし、「ハルカゼマウンド」はもう巻きにいっているんですよね…

 

果たして今後の展開で巻き返し、掲載順位にどう影響するのか注目です。

次週の動きも引き続きチェックしていきます！

 

 

 

 

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