皇国の守護者の漫画打ち切り理由?なぜ絶版･トラブルなったのか考察!

小説原作の「皇国の守護者」は漫画化もされた隠れた名作として有名ですが、「漫画版は打ち切りで絶版」になっていたようです。

 

そんな「皇国の守護者」は本当に打ち切りなのでしょうか？もしそうだとすれば、打ち切り･絶版の理由は一体何なのでしょうか？

 

ということで今回は、「皇国の守護者」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。

 

皇国の守護者の漫画打ち切り理由?なぜ絶版･トラブルなったのか?

「皇国の守護者」は原作者が死去し、漫画版も絶版になったことで打ち切りです。

 

そんな「皇国の守護者」は1998年に第1巻が刊行された後に2005年刊行の第9巻以降執筆が途絶えおり、作者の佐藤先生がが2017年3月22日に死去したため打ち切りとなりました。

 

漫画版は「ウルトラジャンプ」2004年7月号から2007年10月号連載し、2018年3月には著作権承継者のご意志により絶版となりました。

打ち切り理由:原作者の途中介入によるトラブル

「皇国の守護者」の漫画版は原作者の佐藤先生が途中でチェックが入り、それから漫画担当の伊藤悠先生の進め方･進めた内容でトラブルが発生したことで打ち切りになったと噂されています。

自分が知っている中で最悪の揉め方したコミカライズが「皇国の守護者」。
漫画家さんはやる気十分読者にも好評、しかし原作者の遅筆癖が災いしてシナリオが上がってこない。
これでは原稿が落ちると判断して独断で漫画家さんが進めたら原作者激怒、打ち切り、という、原作者の落ち度しかない流れ。 https://t.co/33CgSl3q4L

— わいるどうぃりぃ (@wildwilly888) December 12, 2025

これ、最初は原作小説を下敷きに超面白くなるような神改変が入って絶賛連載中だったところ、癪に触る所があったのか原作者が脚本書かせろと介入し、結局頓挫して原作の1/8ぐらいの所で打ち切り。更に遺言にまで残して絶版＆電書化ＮＧを厳命したため古書でしか流通しない幻の名作になってしまった。 https://t.co/ks60Xg1AcW

— ぷららさん (@plalasan) December 12, 2025

皇国の守護者コミカライズ打ち切りの真相

・原作者周りの遅延からの作画担当が無断で進めたから説
・↑前説の作画さんとこが出版社(編集？)になって原作者がお怒りなの主に出版社で作画担当とは和解してる説
・原作者が漫画の改変の出来が良すぎて嫉妬した説

を今んとこ見てて、わかんないっすね！ https://t.co/7jWoe7Oq34

— ベギンレイム＠なろう読み専＆ｱﾗｲｻﾝｳｫｯﾁｬｰ (@BeginLeimu) December 13, 2025

連載開始当初は作画担当の熱量も高く、原作を下敷きにしながらもテンポや演出を工夫した構成が読者から好評で、コミカライズとして順調な滑り出しを見せていました。

 

しかし原作者の遅筆によってシナリオ提出が滞り、このままでは原稿落ちの危険があると判断した作画担当が、やむを得ず独断で物語を進めたことが大きな火種になったと言われています。

 

その対応に原作者が強く反発し、途中からプロットやネームのチェック、さらには脚本への介入を求めるようになったことで、制作現場の主導権や方向性が混乱していきました。

 

結果として制作は停滞し物語は原作全体のごく序盤にあたる段階で終了してしまい、綺麗にまとめたものの不自然な形での連載終了が打ち切りの印象を強めることになりました。

 

この噂は諸説あるものの、原作者と作画担当、そして編集部の間で制作方針を十分にすり合わせられなかった点が、打ち切りに直結した最大の要因だったと考えられています。

打ち切り理由:遺書で絶版が決定

「皇国の守護者」の漫画版は著作権承継者のご意志により絶版が決まったことも、打ち切りの印象を強める形となりました。

伊藤作画の漫画版皇国の守護者、以前に絶版じゃないとかいいましたが絶版決定しちゃうようです、あと電子書籍にならないことも決定のようなので、お手元にある方は良かったら大事にしてね 版元でなくなるので集英社さんにお問い合わせしないでね もし他社から新版が出たとしても伊藤は関係してません

— 伊藤悠 (@itou_yu) March 5, 2018

原作のメディア化というのは何も実写化に限ったことではない。小説をより面白くなるように改変してコミカライズしたら、原作者の逆鱗に触れて作品介入・連載打ち切り・挙句の果てに遺言にまで言い残して絶版を申し渡された『皇国の守護者』という悲劇を俺は死ぬまで忘れないよ。

— ぷららさん (@plalasan) January 28, 2024

「著作権承継者のご意志」という表現から、原作者が生前に遺書などで「再販や電子化を望まない」と明確に残していた可能性を想像する声も少なくありません。

 

あえて電子書籍などで作品を残す選択をせずに完全な絶版という形を取った点からも、制作過程やコミカライズを巡って何らかのわだかまりがあったのではと推測されがちです。

 

もちろん公式に詳細が語られているわけではありませんが、この厳しい対応が結果的に作品の“封印”という印象を強めてしまいました。

そのため打ち切りだけでなく、絶版措置そのものが作品を巡るトラブルの象徴として語られるようになったと言えるでしょう。

皇国の守護者 概要

人と龍が共存する世界で、小さいながらも貿易によって繁栄していた〈皇国〉と、その貿易赤字を解消するために海の彼方から侵略してきた〈帝国〉との戦争、それをきっかけとして激化する〈皇国〉内部の権力闘争を描く。

多くの佐藤大輔作品と同様に、プロローグは本編の数十年後の場面であるが、その頃には〈帝国〉との戦争は過去のものとなり、主人公の新城も一部の者以外からは忘れられ始めているらしい。

表紙イラストは1巻から7巻は塩山紀生、8巻（巻中イラストも）は平野耕太、9巻は獅子猿がそれぞれ描いている。

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【神軍のカデット】

 

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皇国の守護者の漫画打ち切り理由?なぜ絶版･トラブルなったのか考察!まとめ･感想

「皇国の守護者」の打ち切りの噂ですが、残念ながら打ち切りで絶版になってしまったようです。

 

どこまでが本当なのか真相は分かりませんが、遺書で絶版を宣告されたことから、何かしらのトラブルはあったと思われます。

 

しかし、漫画版は原作の魅力を的確に再構築し、戦記物としての緊張感や人物描写の深さから、今なお名作として語られ続けています。

 

打ち切りや絶版という結末は非常に残念ではあるものの、作品そのものの評価までが否定されたわけではなく、読者の記憶には強く残り続けています。

まだ読んだことがない方は、ぜひ紙で何とか手に入れて下さい！きっと面白さを感じてもらえるはずです。

 

 

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