王様の仕立て屋打ち切り理由?なぜ連載終了・完結したか徹底解説!

漫画原作の「王様の仕立て屋」は連載21年も続いた長寿漫画でしたが、「打ち切りで連載終了したのでは?」と言われています。

 

そんな「王様の仕立て屋」連載終了は本当に打ち切りなのでしょうか? もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?

 

ということで今回は、「王様の仕立て屋」の打ち切り理由、なぜ連載を終了したのか解説していきます。

王様の仕立て屋打ち切り理由!なぜ連載終了・完結したのか?

「王様の仕立て屋」はシリーズを変えて21年連載し、しっかり完結しているので打ち切りではありません。

 

「王様の仕立て屋~サルト・フィニート~」は2003年「オースーパージャンプ」で読切として掲載された後、2003年14号より2011年21・22合併(最終)号まで本誌「スーパージャンプ」にて連載しました。

 

スーパージャンプ誌の休刊に伴い「グランドジャンプPREMIUM」へ移籍して「王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~」と一部改題して2011年12月21日発売の創刊号から2013年2月27日発売の第15号まで連載。

2013年3月6日発売の2013年7号から「グランドジャンプ」本誌に移籍し、2016年6号まで連載しました。

 

「グランドジャンプ」にて2016年8号から第3部として「王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~」を連載する事になるが2018年9号にて「日本編」への移行が告知されて連載が終了しました。

 

第4部「王様の仕立て屋~下町テーラー~」が「グランドジャンプ」2018年17号より2024年15号まで連載されて21年間続いたシリーズは完結しました。

打ち切り理由:前作が伝説の打ち切り漫画「かおす寒鰤屋」の影響?

「王様の仕立て屋」の作者の大河原遁先生の前作で伝説の打ち切りまんが「かおす寒鰤屋」の影響で打ち切りと言われてしまったのかもしれません。

「かおす寒鰤屋」は全9話、単行本だと1巻で一瞬で打ち切りとなった伝説の漫画で、8週で最短打ち切りとなった「チャゲチャ(2008年)」が出るまで最短打ち切り作品の一つでした。

 

そしてこの「かおす寒鰤屋」は後に21年間も連載する次作「王様の仕立て屋」にも影響を与えており、その後の成功に繋がったとも言えるでしょう。

 

こういった打ち切りからの21年長寿作品を描いたこともあり、さらに打ち切りになった「かおす寒鰤屋」が際立ち伝説的な存在として語り継がれることとなりました。

 

打ち切りという短期間の中でも、その独特な世界観やキャラクターは今でも多くのファンの記憶に残っています。

 

そんな「かおす寒鰤屋」の打ち切りが印象に残りすぎて次作「王様の仕立て屋」も打ち切りと誤解されたのかもしれません。

打ち切り理由:いつもの形であっさり21年完結

「王様の仕立て屋」は最後もあいも変わらずの形であっさり終わったため、打ち切りと勘違いしたのかもしれません。

「王様の仕立て屋」は一話完結の短編形式の話と、一貫したストーリーを展開する長編形式の話で構成と決まった形で連載されています。

 

そのため、最後の最後もいつもの決まった形で終わったことから、打ち切りと勘違いされた方もいるかもしれませんが、「王様の仕立て屋」はその形を貫き通した結果としての終幕だったのでしょう。

 

20年以上続いたシリーズであったため、その終わり方が自然に感じられたのも無理はないと思います。

作者の大河原遁先生が描き続けたスーツをテーマにした作品は、根強いファンを持ち、最終回を迎えてもその魅力が薄れることはありませんでした。

 

その「いつもの形」が、ファンにとっては安心感を与える一方、終わりを迎えることで不安や寂しさも生まれたのでしょうね。

打ち切り理由:シリーズごとに間があったから

「王様の仕立て屋」はシリーズごとに準備期間を設けていたため、次のシリーズの開始前に休載があると、打ち切りの心配が浮かぶこともありました。

特に読者が更新を期待していたときに何ヶ月も続いた休載が、その不安を助長することになったのでしょう。

実際には、それは次のシリーズに向けた準備期間であり、再開が発表されると多くのファンが安心したようです。

 

シリーズ構成や休載のタイミングが絶妙に使われることで、物語に新たな展開が生まれ、より深い魅力を感じさせる結果となったのかもしれません。

王様の仕立て屋 あらすじ

【王様の仕立て屋~サルト・フィニート~】
イタリア・ナポリの泥棒市に住む織部悠。「ミケランジェロ」と呼ばれた伝説の仕立て屋「マリオ・サントリヨ」の唯一の弟子である彼の元には今日も奇妙な依頼がやってくる。他では出来ない超特急の仕立てを武器に仕事をこなす織部。その腕に業界の各方面から注目が集まり、英国やフランスなど海外にも招かれ、その腕を振るうのだった。

【王様の仕立て屋~サルトリア・ナポレターナ~】
イタリア、ナポリにあるスラム街、泥棒市にひっそりと居を構える仕立屋サルトリア・オリベ。ここには“ミケランジェロ”と讃えられた伝説の仕立て職人マリオ・サントリオが生涯唯一の弟子として認めた男、織部悠が悠々自適に仕事をこなしていた。悠は高品質かつハイスピードで洋服を仕立てる一方で規格外の報酬を要求するが、客ごとにことなるファッションへの想いと悩みを真摯に受け止め、仕立てる服へと反映させていく。

パリの名門ブランドの御曹司で職人見習いのセルジュ・リヴァルと、ナポリ生まれの靴職人見習いマルコ・ジュリアーニといった同居人たちに囲まれた賑やかな生活のなか、今日もまた至高の技とナポリの伝統を求めた新たな客が悠のもとを訪れる。

【王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~】
腕利きの職人が集まる紳士服の聖地ナポリで小さな仕立て店を営む織部悠。彼は日本人でありながら伝説の職人マリオ・サントリヨが唯一認めた弟子で、“究めし職人”と称される男である。そして、そんな悠に頼りきりなのが新興服飾ブランドのジラソーレ社。社長以下、美人で個性的な女性社員たちが毎回、あれやこれやと困難な依頼を持ち込んできて…!?

【王様の仕立て屋~下町テーラー~】
舞台は現代日本の下町・谷中。日本人でありながら、伝説の職人マリオ・サントリヨが唯一認めた弟子、織部悠が主人公。若き日に世話になった日本の老舗テーラー店主の危篤の知らせを受け、悠は急遽イタリアから帰国する。老舗テーラーの臨時の店番として働く悠が、仕立てをとおして彼らの人生までも変えていくさまを描いた服飾コミック。スーツの起源や成り立ち、イギリス服とイタリア服の違いをはじめ、さまざまなウンチクがふんだんに盛り込まれている。

王様の仕立て屋打ち切り理由?なぜ連載終了・完結したか徹底解説!まとめ・感想

「王様の仕立て屋」の打ち切りの噂ですが、全く打ち切りではなくしっかり物語は描かれて完結しました。

 

ただいつもながらの形であっさり完結したり、「王様の仕立て屋」にも影響を与えた前作「かおす寒鰤屋」の最速打ち切りとの対比が打ち切りと誤解させたのかもしれません。

 

そんな「王様の仕立て屋」は大人なジャンプに突き刺さった漫画で面白く、ついでに面白いが打ち切りとなった前作「かおす寒鰤屋」も読んでおきましょう!

まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。

原作漫画「王様の仕立て屋」を見る

前作漫画「王様の仕立て屋」を見る

👇️おすすめ電子書籍サービス👇️

サービス リンク 作品数 ポイント キャンペーン
Amazon 公式サイト 700万冊以上 ・大定番Kindleでとりあえず迷ったらコレ!
取扱冊数とジャンルが豊富!
・紙媒体も豊富
・Amazonポイントが貯まり・使いやすい
時期ごとにセール
・初回70%OFFクーポン等
DMMブックス 公式サイト 98万冊以上 全体的に好バランス
・子供からアダルト系タイトルも充実

・割引キャンペーンが多い
・DMMポイントで購入可能
・常時ポイント還元あり
・初回90%OFF
楽天市場 公式サイト 600万冊以上 ・定番楽天Koboで取扱冊数、ジャンルが豊富!
・楽天ポイントが貯まり、様々なものに使える
・楽天セール等で高還元、割引セールが多い
・初回購入1,000ポイント
BOOK☆WALKER 公式サイト 148万冊以上 初回にまとめ買いするならコレ!
・漫画にラノベや小説、ビジネス書など幅広いジャンル
無料漫画が毎日入れ替わりで常時10,000冊以上提供
・初回200冊まで50%コイン還元
・初回70%OFFクーポン
ebookjapan 公式サイト 110万冊以上 ・PayPayユーザーにおすすめ
キャンペーンやセールが豊富
・特に
女性向け漫画のセールが豊富
・子供からアダルト系タイトルも充実
初回70%OFFが6回使用可
・PayPyaポイント最大30%付与
Renta! 公式サイト 112万冊以上
※購入

44万冊以上
※レンタル
・少額レンタルで読める
女性人気の漫画が豊富でBLジャンルの作品が多い
なし
BookLive 公式サイト 150万冊以上 ・電子書籍使いやすさがNo.1
・夜間モード、本棚、しおり、マーカー、メモ等の多彩な機能を搭載
・ジャンルも豊富!
・Vポイントが貯まり・使いやすい
初回70%OFFクーポン
・毎日クーポンガチャ