漫画原作の「東京グールre」はアニメが完結まで描かれた人気作品ですが、「打ち切りで連載終了したのでは?」という噂が出始めています。
そんな「東京グールre」は本当に打ち切りなのでしょうか? もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?
ということで今回は、「東京グールre」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。
目次
東京グールre打ち切り理由?なぜ連載終了・完結したと言われたのか?
「東京グールre」は「東京グール」の新編で同誌2014年46号から2018年31号まで連載し、しっかり完結しているので打ち切りではありません。
2018年7月24日には最終巻が発売され、物語は綺麗に終わっています。
それだけでなくテレビアニメは2018年4月から6月にかけては第3期「東京喰種トーキョーグール:re」が放送、同年10月から12月まで第2期(最終章)が放送されたりと完結まで放映されるほどの人気作です。
打ち切り理由:全ての伏線が回収されていない
「東京グールre」では様々な伏線がありますが実は全て回収されておらず、「打ち切りだから伏線を全て回収できなかったのでは?」と思われてしまったようです。
1.金木研の特別性に関連する伏線
- 金木研の視力が低下した理由
- 金木が特別な存在である理由
- 金木の父親は?
- 金木の父親が死亡した理由
- リゼの赫包移植でカネキだけ成功した理由は?
2.喰種の特性に関する伏線
- 喰種がコーヒーだけ飲める理由は?
3.クインクス班と赫包関連の伏線
- クインクスの赫包ドナーは誰?
- 旧多二福が「竜」発言した時のクインクス3人が描かれた理由は?
4. 行方不明・生死に関する伏線
- アヤトが24区深部の調査で出会った子供たちはどうなった?
- 芳村店長のほかアラタ、エトの生死は?
- アキラと亜門の行方
5. 家族や兄弟に関する伏線
- 才子兄の存在は?
- 六月兄の存在は?
6. 旧あんていく・地下に関する伏線
- 喫茶店「あんていく」の由来
- 地下で四方がしていたこと
7. その他のテーマに関する伏線
- ノロが喰種の中でも異質な理由は?
- エンドロールの仕掛け
このようにかなりの数の伏線が回収されておらず一見綺麗にまとまったと思いきや、深く読んでいる方にとっては「駆け足で物語が進んで伏線回収されておらず、打ち切りになったのか」と感じたのかもしれません。
打ち切り理由:ストーリーが難解
無印版までは丁寧に描かれていた印象でしたが「東京グールre」は序盤の進行が遅かったり、終盤が急展開だったりと分かりづらい部分が増えてついて行けない読者もいたようです。
確かに「東京グールre」になってくると様々な派閥や人間関係が複雑に絡み合ってくるので無印版より話が難しくなりました。
それだけでなく終盤が急展開で話が進むこともありましたので、話について行けない読者もいたのかもしれません。
打ち切り理由:過激なシーンが多すぎた
「東京グール」はアクションも魅力の一つですが過激なシーンも多いので、人によっては気持ち悪いと言う意見が多いので「やり過ぎて打ち切り?」とも言われたようです。
実際に喰種たちが人間を食べるシーンはカニバリズムでインパクトが強いので、面白そうと軽く見ようとした方はびっくりするかもしれませんね。
そのため、この過激なシーンも魅力ですが、過激なシーンが多すぎると万人には受けないので「やり過ぎて打ち切り?」とも言われたようです。
打ち切り理由:最終回が打ち切りっぽい
「東京グール」は無印版もreの方も突然で終わる、打ち切りっぽい形で最終回を迎えるのも原因となっています。
無印版の「東京グール」では最強のグール捜査官・有馬貴将が金木の目をしたところで終わる、まるで金木が命を落としたかのような演出で打ち切りっぽい形で終わったのも理由です。
その後に「東京グールre」で続くと考えればこの最終回でも納得できますが、リアルタイムで見ていた読者は「これで終わり?」と打ち切りと思ったことでしょう。
さらに「re」のほうも突然の急展開で物語が終わったため、こちらも打ち切り感が拭えなかったようです。
打ち切り理由:re版の主人公交代が賛否
「東京グールre」では無印判の主人公である金木研から佐々木排世に変わったが、それが賛否を呼んでいました。
確かに無印判の最終回で金木研がどうなったのか期待が高まる中、佐々木排世に変わったとなると残念がる人はいたかもしれません。
そしてこの交代劇がreの評価を大きく左右し、「人気が続かず打ち切りでは?」という噂が広がる理由となったのです。
しかしその後に「金木研=佐々木排世」と確信したときには、かなりの反響を呼んだことでしょう。
打ち切り理由:re版の人気低迷していた?
「東京喰種」の無印判は社会現象になるほど人気がありましたが、re版は主人公が交代、様々な人間関係が絡み合い急展開で話が難解で読者がついて行けなかったりと色んな理由により人気が低迷して打ち切りの噂が出ました。
確かにre版になってから驚きの展開が減り、ストーリーが遅いと思いきや急展開になったりと緩急が激しかったので読者がついて行けなかったのかもしれません。
そういった様々な要因が重なり、無印判と比べてしまうと人気が下がったと言われてしまい、打ち切りっぽい最終回も相まって「低迷で打ち切られたのでは?」と言われてしまったのです。
東京グールre打ち切り理由の原因「最終回ひどい疑惑」を解説
最終回までに回収されなかった伏線が多いから
「東京グール」では様々な伏線がはられていましたが、最終回までに回収されなかった伏線が多いためひどいと評価されてしまったようです。
確かに最終回で全ての伏線が回収されないと、ハッピーエンドだったけど心残りと言うか、物語全体の完成度に少し物足りなさを感じてしまいますよね。
特に主要なテーマやキャラクターの背景に関わる伏線が残されたままだと、読者としては「これがどう繋がるのか知りたかった」と思うことが多いです。
そういった伏線未回収が心残りと残念が最終回で爆発したため、ひどいと評価されてしまったようです。
ハッピーエンドが東京グールらしくない
「東京グール」はダークな世界観ですが、最終回は平穏を取り戻したハッピーエンドで世界観に馴染まないと感じた読者は「これじゃない感」を感じてひどいと評価されてしまったようです。
最終回はカネキの生存し、家族や仲間たちと平穏に過ごす姿が描かれたことは多く読者を納得させるものがあり、私も「良かった」と気持ちよく物語を読み終えたのを覚えています。
しかし、ダークな世界観を好んで見ている読者にとっては、最終回もダークな世界観を残してほしかったと残念がってひどいと評価されてしまったようです。
東京グールreの作品としての評価と最終回の反応
「東京グールre」の最終回はダークな世界観を好んだ読者や伏線未回収が残念でしたが、ハッピーエンドでキャラクターたちの未来を感じさせる余韻のあるラストは良かったと好評でした。
東京グールreになってから納得も理解もしてない部分めちゃくちゃ多いけど、それでも最終回は良かったかなと思う
— DaiZo (@HAIL2424) July 5, 2018
アニメ東京グールreの最終回見たんだけど、分かってるとはいえすごいラストだ。
カナエの最期は泣ける( ;∀;)— ヒッポ(今年度いっぱいは大人しくしてます) (@sternhimmel02) June 20, 2018
最終章では、金木研(カネキ)が「竜」となった旧多二福との壮絶な最終決戦が描かれます。
「竜」は東京中に赫子を張り巡らせ、大量の人間を喰らいながら、都市そのものを破壊していました。
金木は仲間たちと協力し、この「竜」を止めるべく戦いを繰り広げます。
東京グールre打ち切り理由?なぜ連載終了・完結したと言われたか徹底解説!まとめ・感想
「東京グールre」の打ち切りの噂ですが、全く打ち切りではなくしっかり物語は描かれて完結しました。
ただreでの主人公交代劇に過激さ、伏線未回収などで最終回がひどいとの評価に、打ち切りっぽい形も相まって打ち切りと言われてしまったようです。
しかし、「東京グール」の世界観は単なるアクションやホラーにとどまりません。
喰種と人間の葛藤や差別、個人の選択と成長が深く描かれています。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。