「灰仭巫覡」は圧倒的画力で魅了する大暮維人先生の作品ですが、「打ち切りで連載終了するのでは？」と心配されています。
そんな「灰仭巫覡」連載終了は本当に打ち切りなのでしょうか？ もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか？
ということで今回は、「灰仭巫覡」の打ち切り理由、なぜ連載を終了したのか解説していきます。
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目次
灰仭巫覡打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したのか?
「灰仭巫覡」は打ち切りにはなっておらず連載中です。
そんな「灰仭巫覡」は「週刊少年マガジン」2024年26号から連載されている作品です。
打ち切り理由:ストーリーの説明不足と理解の難しさ
「灰仭巫覡」はストーリーの説明不足が顕著で、読者が物語を理解するのに大きな障壁がありました。
敵の正体や主人公たちが目指すべき目標が漠然としており、「何のために戦っているのか」「どうすれば解決するのか」が全く見えてきません。
例えば、爺さんが「夜」について解説する場面でも「誰も覚えてない」「分かった気になってた」と曖昧な説明に終始し、読者を置いてきぼりにする展開が続きました。
戦いの目的や仕組みが不明瞭なまま話が進むため、エピソードの価値やキャラクターの成長が感じられず、読者が物語に興味を持てない状況が生まれました。
このような説明不足と理解の難しさが、読者の離脱を招き、打ち切りと言われる要因の一つとなったと考えられます。
打ち切り理由:世界観と設定の過剰な複雑さ
「灰仭巫覡」は超常現象を軸にした壮大な世界観を持つものの造語や専門用語も相まって、設定が複雑すぎて読者がついていけない問題がありました。
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訳分からんこともないが造語パレードで読むの大変なんよな
でもこの絵を週間で見続けるためになんとか打ち切りにさせないように出来ないか？— きりあ (@kiria_0) May 30, 2024
特に造語や独自の概念が多用され、敵や味方の歴史、戦いの背景がほとんど説明されないため、読者が物語の流れを掴むのが困難でした。
「何を目指しているのか」「どうすれば話が進むのか」が不明瞭で、戦いが「戦っているだけ」に見えてしまい、ストーリーに深みや目的意識が感じられませんでした。
大暮維人の過去作「天上天下」や「エアギア」でも超常現象が絡むと「話が分からなくなる」との声があり、本作では最初からその傾向が強く出てしまったようです。
これは大暮作品における「雰囲気で押し切る」作風の悪い面が強調されてしまった結果といえるでしょう。
打ち切り理由:読みにくいセリフ配置や演出で置いてきぼり
「灰仭巫覡」は読者に優しくない構成や演出が多く、読みにくいセリフ配置や演出で置いてきぼりで「辛い」と感じる読者が多かったようです。
セリフが読みにくい配置にあったり、情報を詰め込みすぎて処理しきれなかったりするなど、読み手を選ぶ作りが目立ちました。
例えば「なんでそんなところに台詞を書くのか」と感じるような演出は、作者の意図的な表現かもしれませんが感情移入を妨げる要因となりました。
また、物語の流れが読者の理解を無視して進むため、「今何が起きているのか」「何を追えばいいのか」が分からず、置いてきぼり感が強い作品でした。
このような構成の難解さが、読者の支持を得られず、打ち切りへと繋がった可能性が高いです。
打ち切り理由:キャラクターとストーリーの掘り下げ不足
「灰仭巫覡」は序盤からキャラ紹介やチュートリアル的な展開が続いたものの、キャラクターやストーリーの掘り下げがほとんど進まなかったことも問題でした。
灰仭巫覡、壮大な世界観のチュートリアル（及びキャラ紹介）を進めてる序盤だが、打ち切りになったりせんだろなと若干不安。エアギアくらい長く続くか？
— 松 (@Matsu_Kawagoe) August 16, 2024
6話まで進んでも掘り下げられたキャラクターが「ガオ」程度にとどまり、主人公や主要キャラの内面や関係性が十分に描かれませんでした。
戦いの目的や成長の方向性が見えないまま話が進むため、エピソードに価値を感じられず、読者が「何を目指しているのか」を見失ってしまいました。
大暮維人の作品は「中盤から面白くなる」傾向があるとされますが、本作ではその転換点にたどり着く前に読者の興味が薄れてしまったようです。
週刊連載においては、序盤のテンポと訴求力が打ち切り回避に直結するため、構成面の問題は深刻です。
打ち切り理由:絵は抜群だが中身が希薄
大暮維人の圧倒的な画力は「灰仭巫覡」でも高く評価され、「絵が綺麗」と感じる読者が多かった一方で、中身が薄いと言われてしまったようです。
灰仭巫覡
画力はあるが、中身がすっからかん
これ面白いのか？って言われるとそうじゃない
ある程度、連載して打ち切りになるパターンじゃないかと
昔の漫画って感じ
天上天下も好きだったが、中身さっぱり理解せず読み終えた作品— ケッツアール (@lain4125) November 27, 2024
大暮維人作品に共通する圧倒的な画力は高く評価されているものの、それに見合った物語構成や感情的な深みが感じられないという声が目立ちます。
読者は魅力的なビジュアルを楽しみつつも、物語の核になる部分が見えてこないことで物足りなさを覚えているようです。
読者からは「超画力で普通の学園ものを描いたほうがいいのでは」という声もあり、画力に見合ったストーリー展開が求められていたことがわかります。
「中身がすっからかん」「話が分からない」と感じる読者が多く、画力の高さが逆に内容の薄さを際立たせてしまったようです。
このギャップが作品全体の評価を下げ、読者の支持を得られなかったことが、打ち切りと思われる要因となったのでしょう。
打ち切り理由:大暮維人作品の「いつもの悪いパターン」
「エアギア」「天上天下」といった作者の過去の代表作でも、序盤の没入感がありながら中盤以降でストーリーの方向性が見えなくなるという声がありました。
「灰仭巫覡」ではその“迷走”が最初から見られてしまっており、過去作品の失敗を思い起こさせるような不安感を読者に与えています。
絵は圧倒的に上手くても、物語面での「またこれか…」という既視感が、打ち切りへの不安につながっているのです。
灰仭巫覡 あらすじ
「夜」。
それはかつて天災と呼ばれていたもの。人智を超えた災害の襲来に対し、少年たちはただひたすらに舞う。
神々の力を借りる為、「夜」の怒りを鎮める為、そしてこの世界を救う為――。日本の田舎町に住む少年・仭は、「夜」により故郷を追われた英国軍人・ガオと出会う。
自然に囲まれたのどかな町で、仲間たちと青春を過ごす二人。
しかしそんな彼らの下に、再び「夜」が襲い来て……!?
灰仭巫覡打ち切り理由!なぜ連載終了･完結したか徹底解説!まとめ･感想
「灰仭巫覡」の打ち切りの噂ですが、打ち切りではないですがよくも悪くも大暮維人先生らしさがでている作品で心配されています。
とはいえ圧倒的な画力や演出面においては高く評価されており、大暮維人先生らしさが色濃く出ている作品でもあります。
今後、物語の核心が明確になり、読者の理解と共感を得られる展開があれば、評価も大きく変わる可能性があります。
まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください！きっと面白さを感じてもらえるはずです。
