ビルドキング打ち切り理由!なぜ気持ち悪い・完結したか考察!

「ビルドキング」は「たけし」「トリコ」と人気作品を描いてきた島袋光年先生の作品ですが、「打ち切りで連載終了したのでは?」と言われています。

 

そんな「ビルドキング」は本当に打ち切りなのでしょうか?もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?

 

ということで今回は、「ビルドキング」の打ち切り理由、なぜ連載を終了をしたのか解説していきます。

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ビルドキング打ち切り理由!なぜ気持ち悪い・完結したのか?

「ビルドキング」は全25話の3巻で完結しており、残念ながら打ち切りだったようです。

 

そんな「ビルドキング」は「週刊少年ジャンプ」にて2018年に読み切り版が掲載された後、2020年50号から2021年19号まで連載されました。

その後に物語の続きは最終第3巻(2021年9月3日発売)に描き下ろされ、その前日に「少年ジャンプ+」で公開されました。

 

打ち切り理由:万人に共通する「食」というテーマに及ばなかった建築題材の難しさ

「ビルドキング」が打ち切りに至った最大の要因は、前作のテーマである「食」と比較して「建築」という題材が読者の共感を得にくかった点にあります。

誰もが直感的に「美味しそう」と感じて快楽を共有できる食事に対し、家を建てるという行為は日常生活においてそこまで身近ではなく、読者の想像力が追いつきませんでした。

 

また、過酷な環境から身を守るためのシェルターという「住」の概念は、平和な日本で暮らす少年層には切実な問題として響きにくく、魅力が伝わりにくい側面もありました。

 

マインクラフトなどのゲームで建築に親しんでいる世代は多いものの、漫画という媒体でその建築過程をワクワクさせるエンターテインメントに昇華するのは困難を極めました。

 

そんな建物を築くことの凄さよりも、壊したり戦ったりする描写が先行してしまい、テーマの本質的な面白さを提示しきれないまま連載が進行してしまいました。

 

読者が「この家に住みたい」という強烈な欲求を抱くような訴求力が不足していたことが、アンケートの低迷を招き、早期終了という結果に繋がったと言わざるを得ません。

打ち切り理由:作者本人が認めるスランプ状態と準備不足による連載開始の影響

島袋先生自身が「ビルドキング」単行本のあとがきで正直に語っているように、連載開始時の深刻なスランプと練り込み不足が作品の完成度に直撃したことも打ち切りの理由のようです。

作者本人が何が面白いのか分からなくなり、内容に納得がいっていない状態で提出したネームが連載会議を通ってしまったという、不幸なボタンの掛け違いが起きていました。

 

本来であればもっと時間をかけて世界観を構築すべきでしたが、看板作家の新作への期待や雑誌側の事情が重なり、見切り発車のような形でスタートせざるを得ませんでした。

 

連載中も試行錯誤が続き、主人公が目立たなくなるのを避けるために重要な設定を封印するなど、物語の舵取りが最後まで安定しないまま迷走を続けてしまいました。

 

作者が「自分の力不足で撃沈した」と回想するほど、現場では理想と現実のギャップに苦しんでおり、その焦燥感が画面を通じても読者に伝わってしまった印象があります。

 

そんなヒット作を何度も生み出した類稀なる才能を持つ作家であっても、クリエイティブな枯渇状態の中で週刊連載を維持するのは至難の業であり、結果として実力を出し切れないままの打ち切りとなりました。

打ち切り理由:建築要素の欠如とバトル展開への急激なシフトによる構成の歪み

「ビルドキング」は物語の序盤から建築そのものを描く描写が不足しており、建物のリフォームや破壊ばかりが目立ってしまったことで、読者の期待との乖離が生じていました。

 

本来期待されていた「ゼロから独創的な建築物を作り上げる過程」が大幅にカットされ、次第に特殊能力を用いたバトル中心の展開へと塗り替えられてしまいました。

 

「ビガー」と呼ばれる特殊な力の説明が唐突に導入されるなど、後半は打ち切り通告を受けた後の設定放出を思わせる急ぎ足な展開が目立つようになりました。

 

キーとなるイベントでも命懸けの緊張感が薄く、前作「トリコ」の焼き直し感を拭えないまま、作品独自のアイデンティティを確立することに失敗しています。

 

最終回では設定の詰め込みや急なタイムスキップ、仲間たちの集結といった「打ち切り漫画の典型」とも言える構成になり、ネット上でもその終わらせ方が話題となりました。

 

テーマである「建築」と少年漫画の華である「バトル」を高い次元で融合させることができず、どちらの要素も中途半端なまま終わってしまったことが非常に惜しまれます。

打ち切り理由:令和の読者ニーズとのミスマッチと作画スタイル?

「ビルドキング」のキャラクターデザインや作画のタッチが、令和の少年ジャンプの読者層にとって「古めかしい」と感じさせてしまったことも無視できない理由です。

「鬼滅の刃」や「約束のネバーランド」といった洗練された絵柄のヒット作が続いた後の連載ラッシュの中で、どこか一世代前の熱血スタイルが浮いて見えてしまいました。

 

現代の読者の感性に合わせたアップデートが不十分であり、子供っぽすぎる造形や荒い描写が、新規読者を取り込む上での高い障壁となってしまいました。

 

島袋先生らしい熱い魂の叫びやパワフルな筆致は健在でしたが、それが今の少年たちが求める「格好良さ」のトレンドと合致していなかった点は否めません。

 

また連載開始のタイミングが人気作の終了と重なったことで、過度な期待を背負いながら短い準備期間で戦わなければならなかった不運も重なりました。

 

作家としての実績があるからこそ、高いハードルを越えられなかった時の反動も大きく、時代の波を読み違えたことが最終的な打ち切りの判断に影響を与えました。

「ビルドキング」の打ち切り反省を活かした新ジャンルへの期待

「ビルドキング」では建築という壮大なテーマに挑みましたが、次はもっとキャラクターの肉体にダイレクトに響くような、泥臭い熱血スポーツや格闘ものが見てみたい気がします。

 

島袋先生の真骨頂は、理屈抜きで心臓を熱くさせる圧倒的なエネルギーと、読者の魂を震わせる「漢の美学」を真っ直ぐにぶつけてくるところにあります。

 

それと同時に、読者の腹筋を崩壊させるような「しまぶー節」全開のシュールでパワフルなギャグこそが、少年漫画としての親しみやすさを生む最大の武器です。

 

建築という構造物の外側に頼るのではなく、人間の内側から溢れ出すエネルギーと思わず吹き出してしまうナンセンスな笑いが融合した、唯一無二の世界観を期待してしまいます。

 

準備不足で「撃沈」した悔しさをバネにして、今度は設定を練りに練り上げた、一分の隙もない重厚なドラマと爆笑のギャグを完璧なバランスで再構築してほしいものです。

 

次こそは、スランプを完全に脱した全開のテンションで、ジャンプの掲載順位を力技で押し上げるような、笑いと涙が共存するパワフルな連載を確信しています。

ビルドキング あらすじ

厳しい環境の島で過酷な日々を送る大工のとんかちとレンガは、伝説の建造物であるビルドキングを目指して旅立った師匠の帰りを待ち続けていました。

師匠からの迎えを静かに待つ二人の前に凶悪な“家喰い”のボスが突如として現れ、住処を脅かされた島全体が未曾有の大混乱に陥ります。

大切な場所を守るため二人が秘められた力を解き放ち、超ド級のスケールで繰り広げられる過酷な建築バトルファンタジー作品です。

ビルドキング作者・島袋光年おすすめ漫画

【世紀末リーダー伝たけし!】

あらすじ

ポッポ小学校に入学した主人公のたけしは、生まれ持った熱きリーダー魂と規格外のオッサン顔で、瞬く間に街中にその名をとどろかせます。

友達がピンチに陥った時や凶悪な悪人が襲来した時など、あらゆる場面で誰かが困っていれば卓越した行動力で次々と問題を解決していきます。

ダンディコンテストや学園祭などの学校行事でも圧倒的な存在感を放ち、仲間たちを引き連れてハチャメチャな騒動を巻き起こすギャグギャグアクション作品です。

 

【RING】

あらすじ

スポーツ名門校である山川学園に入学した超ハイテンションな少年・花形夏(通称サマー)は、胸を高鳴らせながら新たな学園生活の一歩を踏み出します。

恋や喧嘩や友情に彩られた賑やかな日々のなかでサマーが出会ったのは、謎に包まれた未知の競技である“リング”でした。

右も左もわからないまま経験者である同級生の佐織洋介と戦うことになったサマーは、試合の中で隠された圧倒的な才能の片鱗を覗かせます。

憧れの先輩である佐織あすかがマネージャーを務めるリング部へ親友の時田とともに入部し、仲間たちと頂点を目指す熱血スポーツアクション作品です。

 

【トリコ】

あらすじ

世界中が未開の味覚と極上の食材に熱狂するグルメ時代において、IGO直属ホテルの料理長を務める小松は最高幹部から凶暴な「ガララワニ」捕獲の命を受けます。

この極めて危険な任務の相棒として抜擢されたのは、圧倒的な戦闘力と知識を併せ持つカリスマ“美食屋”のトリコでした。

未だ見ぬ最高の食材を求めて命懸けの旅へ踏み出した二人が、大自然の脅威や強大な猛獣たちに挑みながら自身の人生のフルコースを完成させていくバトルファンタジー作品です。

 

ビルドキング打ち切り理由!なぜ気持ち悪い・完結したか考察!まとめ・感想

「ビルドキング」の打ち切りの噂ですが、残念ながら打ち切りだったようです。

 

「たけし」「トリコ」とヒット作を出し続けていた島袋光年先生でさえ、本作はかなり苦戦して中々連載継続には難しかったようです。

 

しかし、単行本では連載時に描き切れなかった物語の核心部分が大幅に加筆されて

まだ読んだことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください!きっと面白さを感じてもらえるはずです。

 

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