「クライシス」はフジテレビ系の火曜21時ドラマ枠にて放送された作品ですが、「打ち切りで終了したのでは?」と言われています。
そんな「クライシス」は本当に打ち切りなのでしょうか?もしそうだとすれば、打ち切り理由は一体何なのでしょうか?
ということで今回は、「クライシス」の打ち切り理由、なぜ終了をしたのか解説していきます。
目次
クライシスのドラマ打ち切り言われた理由?なぜ続編出ないのか?
「クライシス」はしっかり完結しているので打ち切りではありません。
そんな「クライシス」は火曜21時ドラマ枠にて2017年4月11日から6月13日まで放送された刑事ドラマです。
打ち切り理由:最終回の意味深な結末による消化不良感
「クライシス」は最終回の続きを示唆する曖昧な終わり方が、打ち切りと誤解される最大の要因です。
クライシス面白かったけどモヤっと…続編あるのかな?
— YOSHI-HASHI (@tiger_hiro) June 13, 2017
最終回では特捜班のメンバーが国への不信感を募らせ、反旗を翻すような行動を匂わせる中で、ニュースキャスターが「緊急ニュースが入りました」と読み上げるシーンで終了しました。
この中途半端な展開は、テロリストとの戦いの解決後にも謎を残し、視聴者に強い消化不良感を与えました。
原作者の金城一紀氏が曖昧な結末を好む手法による意図的な演出ですが、視聴者には未完の印象を強く残しました。
この結末の曖昧さが視聴者のモヤモヤを呼び、打ち切り説の根源となったと分析します。
打ち切り理由:小栗旬と制作側のトラブル報道の影響
「クライシス」は、主演の小栗旬と制作側のトラブル報道が、打ち切り説を助長する要因となっています。
【いま読まれています】#小栗旬、“フジのドラマには二度と出ない”の激怒https://t.co/3veg05Decs
フジテレビ系ドラマ「#CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」。これに西島秀俊とW主演を果たした小栗旬が怒髪天というが、いったい何があったのか…— デイリー新潮 (@dailyshincho) March 5, 2018
第4話放送直前、ニュース映像使用シーンがカットされたことに対し、小栗旬が関係者に「激怒した」との報道がデイリー新潮で取り上げられました。
小栗旬は5年間構想を練った作品への思い入れが強く、カットが物語の重要な部分だったため、不満を漏らしたとされます。
この報道は「主演と制作陣の確執が続編を阻んだのでは」との憶測を呼び、Xで「フジのドラマに二度と出ない」との噂が広がりました。
そんな報道の影響が、視聴者の間で打ち切りというネガティブなイメージを定着させた要因と見ています。
打ち切り理由:視聴率の期待外れと複雑なストーリー展開
「クライシス」は、平均視聴率10.6%が期待を下回り、複雑なストーリーが視聴者を遠ざけたため、打ち切りと見なされます。
初回13.9%の好スタートを切ったものの最終回9.6%と一桁台に落ち込み、小栗旬と西島秀俊のW主演のインパクトに比して爆発的なヒットになりませんでした。
公安、テロ、国家の闇を扱った重厚なテーマと伏線の多さが、単純明快な刑事ドラマを求める視聴者には理解しづらく、離脱を招きました。
しかし熱狂的なファンを生んだ緻密な脚本が魅力で、視聴率だけが全てではないとされます。
この視聴率の期待外れとストーリーの難解さが、打ち切り説の背景にあると分析します。
打ち切り理由: 続編未制作の長期化とファンの熱望
「クライシス」は8年経過しても続編が制作されない長期化が、打ち切りという印象を強めています。
クライシスってドラマ好きで続編とかないかなって思っちゃうんですけど、たぶん無いしあってもたぶんつらくてもうみたくない……ともなる、ああいう濃いやつ、またやらんかな、ああいうの、すきですねん…………
— BON (@916_bon) May 23, 2024
最終回の余韻が続きを予感させる中、映画化や続編の可能性がSNSで話題になるものの、公式発表がなく、ファンの期待が募る一方で失望が広がりました。
Xでは「面白かったのに続編ないの?」「モヤモヤ過ぎるエンディング」との声が続き、闇落ちルートの深掘りを求める意見が目立ちます。
制作側の都合や小栗旬の多忙が障壁となった可能性がありますが、視聴率の影響も無視できません。
この長期未制作が、視聴者に「打ち切りで終わった」との諦めを生み、作品の再評価を妨げました。
続編の不在が、ファンの熱望と相まって打ち切り説を永続化させた要因と見ています。
クライシスのドラマ続編の可能性は?
「クライシス」のドラマ続編の可能性はかなり低いと思われます。
視聴者によってはモヤモヤする終わり方で続編を期待しましたが、すでに5年以上も経過した作品であり、終わった作品として見られています。
また、映画化してしまうと特捜班が警視庁にテロを仕掛けると言うファンがショックを受ける、どんでん返し過ぎるのが賭けになるので難しいようです。
さらにキャストも小栗旬と西島秀俊をはじめとする主要な俳優陣のスケジュール調整が難しく、続編制作のハードルが非常に高い状況です。
原作のストーリー展開を忠実に再現する場合、過激な内容が時代が変化する中で視聴者が受け入れてくれるのかの懸念も存在します。
さらに、ドラマの製作費の高騰や、5年以上経過した作品に対する視聴率の不確実性から、プロデューサー側は続編の企画に対して非常に慎重な姿勢を示しているようです。
それでもドラマのリバイバルブームが到来し、根強いファンの熱心な支持や要望が集まれば、特別編やスピンオフのような形で物語が再び展開される可能性は完全には否定できない状況です。
クライシスに似たおすすめドラマ・映画
【SP 警視庁警備部警護課第四係】
SPの井上薫(岡田准一)は幼い頃、両親がテロの巻き添えで亡くなったトラウマから、ある特殊な能力を持つこととなる。
ある日、上司である係長・尾形総一郎(堤真一)からの緊急な呼び出しを受け、井上は都知事・大川優子(大場久美子)を警護するよう命ぜられる。急行した警護場所は豊洲のシネコン。
井上は杖をついて歩く不審な大男が気になり、そっと陰へ導くと、突然ナイフで襲い掛かかられる。
井上は男を捕らえるものの、その男がテロリストだという決定的証拠はあがらず、翌朝登庁すると課長である中尾義春(江上真悟)から井上と尾形は、SPの仕事は要人を護ることであり、犯人を捕まえることではないと叱責される。
一方井上は、同僚からも疑いの目を向けられるのだった。 引き続き都知事警護のため井上らは笹本絵里(真木よう子)らと会見場へ向かう。
【絶対零度~未然犯罪潜入捜査~】
警視庁捜査一課。新しく設置された『未解決事件特命捜査対策室』には、アクが強く、個性豊かな刑事たちが集められていた。
未解決の事件を扱うには、諦めない意志の強さはもちろん、かつての捜査資料や物的証拠を改めて検証する際に、どんな小さな違和感をも見逃さない鋭い勘、そして感情に流されることなく、偏りなく、事件全体を冷静に見通す目が必要とされる。
また、昔起きた事件とはいえ、いまだ感情が治まらず、心の傷も癒えない被害者や遺族とも向き合う繊細さも重要。
“今だからこそ語れることや気持ち”が事件を解く意外な鍵となることもあるため、相手に信用される誠実な想いなど人間性が何より大事だったりもする。そんな必然に対応すべく、特命捜査室には、ド新人である刑事・桜木泉(上戸)をはじめ、たたき上げからエリートまで幅広い人材が集められた。
【外事警察】
国際テロを未然に防ぐ為に組織された外事警察。
ある日、朝鮮半島から濃縮ウランが流出したという情報が入る。同時期に軍事機密データも消え、日本での核テロの可能性が高まった。
“公安の魔物”と畏怖される住本(渡部篤郎)ほか外事四課は、日本に潜伏する工作員らしき男<奥田正秀>に目をつけ、妻の果織(真木よう子)を≪協力者=スパイ≫に取り込むと決めた。
クライシスのドラマ打ち切り言われた理由?なぜ続編出ないのか考察!まとめ・感想
「クライシス」の打ち切りの噂ですが、全く打ち切りではなくしっかり物語は描かれて完結しました。
ただ最終話が視聴者によってはモヤモヤし、続編を期待していたが全く出ないことから打ち切りと思われてしまったようです。
しかし、しかし、最終回までの展開は緊張感があり、全体として完成度の高い作品に仕上がっていました。
登場人物それぞれの結末も描かれており、制作側としては続編を意図していなかった可能性が高いです。
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